- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県洋野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 2025年8月号
■潮風浴びて駆け抜ける
第40回町はまなすマラソン大会(町陸上競技協会主催)は6月22日、種市海浜公園を発着点に開催されました。第40回を記念して、元マラソン選手の福士加代子(かよこ)さんと那須川瑞穂(みずほ)さんをゲストランナーに招き、大いににぎわいを見せた同大会。参加者は潮風を浴びながら初夏の海岸を駆け抜けました。
○園児から84歳まで出場
大会には年齢や男女別の20種目に、保育園児から84歳までの348人がエントリー。3キロ、5・3キロ、10キロのコースに分かれ、日頃鍛えた健脚を競いました。
沿道から声援が送られる中、ゲストランナーの2人は出場者と一緒に海沿いのコースを走り、ランナーや観客と交流しながら一緒に汗を流しました。閉会式前には抽選会が行われ、当選者には町の特産品のほか、福士さんや那須川さんのサイン入りTシャツや色紙などが贈られ、大いに盛り上がりました。
10キロ高校・一般の部を大会新記録で優勝した古舘優ゆうさんは「記録更新を狙っていたので達成できてうれしい。海からの風が涼しくて走りやすかったです」と充実した表情を見せました。
○福士さん那須川さんのランニングイベント
大会前日の6月21日、種市運動場で福士さんと那須川さんによるランニングイベントが開催されました。
約40人の参加者が、体の使い方などのレクチャーを受けたほか、ゲストランナーの2人にタイムを良くするための体力配分などを質問。福士さんは「最後の1キロをしっかり走りきれる体力を残しておくことが大切」、那須川さんは「レース前から体内の水分量を増やしておくことが良いパフォーマンスにつながる」とアドバイスしました。
兄弟でイベントに参加した上大澤圭吾(けいご)さん(種市小5年)と幹二(かんじ)さん(種市小3年)は「今日教えてもらったことを生かして、早く走れるようになりたい」と福士さん、那須川さんのアドバイスを受けて抱負を語りました。