くらし 名誉市民の小田滋氏がお亡くなりになりました

東北大学特別栄誉教授の小田滋氏が9月4日、100歳でお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
小田氏は東京帝国大学法学部を卒業後、米国エール大学への留学などを経て、昭和34年に東北大学法学部教授に就任し、教育・研究に尽力されました。昭和43年には国際司法裁判所での「北海大陸棚事件」において、西ドイツ政府の弁護人として活躍。また、昭和51年から27年間、同裁判所裁判官、平成3年から4年間、同裁判所副所長を務め、国際紛争の平和的解決に貢献され、平成16年に仙台市名誉市民の称号を受けられました。
その功績は高い評価を受け、平成15年に瑞宝大綬章、平成24年に文化勲章などを受章されています。