子育て 【巻頭特集】中学生海外派遣事業 ~カナダで得た学びと体験~
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- 自治体名 : 宮城県名取市
- 広報紙名 : 広報なとり 令和7年5月1日号
飛行機で太平洋を横断すること約7万5千キロ。たどり着いたカナダは、英語とフランス語の2か国語の公用語を持つ多民族国家。多様な人種が集まり、信仰する宗教もさまざま。各人各様の価値観を許容する国の雰囲気。そうした人びとが互いに尊重し合って社会が構成されています。中学生たちは、その多文化と共生しながら生きている国の雰囲気の片鱗に触れて帰ってきました。
■中学生海外派遣事業とは
本市では、一年おきにカナダとオーストラリアに市内の中学生たちを派遣。ホームステイを行い、日本では体感できない異文化を味わい、多様な価値観を育むものです。平成4年から始まり、実に34年の歴史があり、派遣された団員は述べ約600人を数えます。OB・OGの中には、海外で仕事をする人や語学を活かした仕事に就く人もおり、中学生海外派遣事業がその後の進路を決めるきっかけにもなっています。
▽ブリティッシュコロンビア州議事堂前で記念撮影
▽バンクーバー市、スタンレーパークにあるトーテムポール前で記念撮影
▽帰国前に経由した台湾桃園国際空港
誕生日を迎えた団員をお祝いしました!
■6日間のホームステイ
カナダ国ブリティッシュ・コロンビア州スーク市に位置するジャーニー・ミドルスクール。スポーツが盛んで約600人の生徒が通う学校です。今年も学校協力のもと、中学生たちは5泊6日のホームステイを体験。家庭生活を体験しホストファミリーと交流することで、多文化をより身近に感じ、自身の成長を実感する日々を送りました。
▽スーク市役所でマヤ・テイト市長が歓迎してくれました
■【SnapShot】CANADA思い出の6日間
令和6年度の「名取市中学生海外派遣事業」は本市の中学生22人が、カナダ北西部のスーク市を訪れました。一行は3月23日に仙台空港を発ち、カナダでの学びと思い出をたくさん抱え、4月2日、再び名取に帰ってきました。
3月25日(現地時間)から6日間、スーク市の中学生宅にホームステイをしながら、カナダの学校生活を体験したほか、生活様式などの各種文化を学びました。現地での活動の様子を写真で紹介します。
▽カナダの代表スポーツであるホッケーを楽しみました
▽前校長先生の牧場を訪問し、馬や牛と触れ合いました
▽送迎会で「ソーラン節」を披露会場は大盛り上がりでした!
▽ホストファミリーとの対面お互い緊張している様子でした
▽ホストファミリー持ち寄りの料理に生徒たちは大喜びです!
▽6日間一緒に過ごしたホストファミリーとのお別れの様子
※詳細は、本紙P.2~3をご覧ください。