- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県角田市
- 広報紙名 : 広報かくだ 令和7年12月号
子ども食堂は、子どもが一人でも気軽に利用でき、無料または低価格で食事が提供される食堂です。食事の提供だけでなく、孤食の解消や多世代での交流促進など地域のつながりを育む役割も担っています。地域住民やボランティアが運営し、子どもから高齢者まで集う地域の居場所としても機能しています。
市内の子ども食堂を紹介します。
◆長泉寺みねの里こども食堂
保護者の家事時間を減らし、親子で過ごす時間を増やしてほしい。子どもたちには、しっかり食べてほしい。そんな思いから、こども食堂を令和元年6月に開始し、今年9月に通算100回目を迎えました。
調理ボランティアに加え、角田高校の生徒も案内や配膳などをしています。地域みんなで子どもたちを見守る、温かな場づくりを続けています。
次回開催日:12月17日(水)
▽ある日の献立
カレーライス、野菜サラダ、ピーマンのツナ添え、スープ、バナナ
▽参加者に聞きました!
育ち盛りの子どもがいるので、とても助かっている。
友達と一緒にご飯が食べられるのが楽しい。
家ではあまりおかわりしないが、ここに来るといっぱい食べてくれる。
習い事の帰りに気軽に立ち寄れる。
おじいちゃんやおばあちゃんといつも一緒に来ている。
開催場所:長泉寺多目的ホールみねの里(角田字長泉寺69)
開催回数:月1~2回(水曜日)午後5時~6時30分
料金:未就学児無料、小・中学生100円、大人200円
◆こども夢クラブ(子ども食堂)
全ての子どもたちが夢を持ち、あきらめずにその夢を叶えられるよう応援したい。そんな思いから、令和6年2月に「こども夢クラブ」を発足し、翌月3月から「子ども食堂」をスタートしました。おなかいっぱい食べられる温かな食事を用意し、食後にはクイズやジャンケン大会などを通じて、多世代が楽しく交流できる居場所づくりに取り組んでいます。
次回開催:12月20日(土)
▽ある日の献立
栗ごはん、豚汁、かぼちゃのケーキ
月ごとにメニューが変わります!
▽参加者に聞きました!
薄味でやわらかめなので、1歳の子どもでも食べやすい。
スタッフがみんな優しい。子どもと遊んでもらえるのも良い。
図書館や市民センターのイベントのついでに気軽に行ける。
ママ友に紹介してもらった。
食後にみんなで遊ぶのが楽しみ!
開催場所:市民センター
開催回数:月1回(土曜日)正午~午後1時30分(受付時間:午後1時まで)
料金:高校生まで無料、大人200円
◆こども食堂みやび
こぢんまりと、温かい雰囲気の子どもの居場所をつくりたいと、今年度から補助金を活用し、スタートしました。店の前に看板が出ている日は提供しています。
開催場所:みやび(角田字町62森吉ビル1階)
開催回数:看板が出ている日 午後4時~5時
料金:中学生まで10円、高校・大学生100円、大人200円
◆子ども食堂の開設を支援します
○角田市子ども食堂 運営費補助金があります
市では、今年度より子ども食堂を年間を通して継続的に運営することができる団体に補助をしています。(1団体当たり上限12万円)
詳細は、子育て支援課へお問い合わせください。
○みやぎこども食堂ネットワーク
県内の子ども食堂を運営する団体が集まって令和3年に発足。子ども食堂間の情報交換や支援物資のマッチングサービス(愛称:応援まっちぃ)などが受けられます。

○その他
子ども食堂は、事業を開始する前に保健所に届け出をする必要があります(子ども食堂等福祉目的の食事提供事業開始届)。
また、不測の事態に対応するための保険などもあります。
問い合わせ:子育て支援課児童相談係
(【電話】63-0139)
