くらし市役所からお知らせ(1)

発行日 : 2025年12月01日
自治体名 : 宮城県多賀城市
広報紙名 : 広報多賀城令和7年12月号

[1]令和6年度決算報告
本市の会計は、表1のように、大きく一般会計と特別会計、企業会計の3つに分けられます。

表1　令和6年度各種会計決算状況

■歳入(一般会計)

グラフ1　歳入(一般会計)

■歳出(一般会計)

グラフ2　歳出(一般会計)

■主な事業(一般会計)
・定額減税補足給付金給付事業5億2,598万円
・市庁舎耐震対策等事業5億4,994万円
・防災情報管理事業3億8,533万円
・特別史跡多賀城跡復元整備事業6億6,619万円

■市債(借金)の状況(一般会計)
道路や施設の整備・建設等を行う際には、その施設を利用する全ての世代に公平に負担をしてもらうため、市債を発行しています。この市債は計画的に返済しており、令和6年度は、約19億円の償還を行いました。

グラフ3　市債残高の推移

■基金(貯金)の状況(一般会計)
・財政調整基金→予期しない財源不足に対応するための貯金
・特定目的基金→特定の事業を実施するための貯金

グラフ4　基金現在高の推移

■経常収支比率
経常収支比率とは、市税などの継続的、安定的に確保できる収入が、人件費や扶助費などの経常的に支出される経費に使われる割合のことです。
令和6年度決算における本市の比率は、昨年度より1.4%改善し、101.4%となりました。全国市町村の平均値(93.1%)を超える状況が続いていますが、都市計画税などの、比率の算定に含まれない一部財源を踏まえると、臨時的な事業にも対応できており、財政運営上の問題は生じていません。

グラフ5　経常収支比率の推移