くらし 6月1日~7日は水道週間です

給水人口:43,368人
給水戸数:19,006戸
給水普及率:99.96%
年間総給水量:5,330,013立方メートル/年
・玉崎浄水場(水源:阿武隈川)…2,402,011立方メートル/年
・仙南・仙塩広域水道(水源:七ヶ宿ダム)…2,928,002立方メートル/年
1人1日平均給水量:336リットル(事業所などを含む)
配水管布設延長:291.6キロメートル
令和5年度岩沼市水道統計より

■第67回水道週間スローガン
透き通る 誇れる水に 感謝する

■岩沼市の水道
市の水道事業は、昭和30年に給水を開始しました。現在は、阿武隈川を水源とする玉崎浄水場で作った水と七ヶ宿ダムを水源とする県の仙南・仙塩広域水道の水を混合して市内に供給しています。2つの水源を利用することで、災害などにより一方の水源が被害を受けた場合に、もう一方の水源から水を供給できるメリットがあります。

■安心・安全な水道水
水道法に決められた水質検査項目は51項目で、これは食品衛生法に基づく市販のミネラルウォーター類の検査項目よりも多い項目となっています。水質検査や放射能測定の結果は、市のホームページに掲載しています。

■水道料金
水道事業は、水道を利用する皆さんからお支払いいただく水道料金によって独立採算制で運営しています。
老朽化施設の更新に今後20年間で約140億円を見込んでいることや、人口減少などにより、厳しい経営状況となっています。
今後も安心・安全で良質な水道水を安定的に供給できるよう取り組んでいきますので、ご理解をお願いします。

■管路の更新・耐震化
老朽化した水道管は漏水や赤水の原因となるため、市では計画的に、古くなった管を耐震管に入れ替える工事を行っています。
耐震管は、衝撃に強い材質で、管のつなぎ目に伸縮性と抜け出し防止機能があるため、地震発生時に壊れたり抜けたりしない仕組みになっています。
令和6年度は、中央、北長谷、平等団地、吹上などで老朽化した水道管の更新工事を行いました。

■漏水調査
水資源の有効活用や漏水による道路陥没などの二次被害を未然に防ぐため、道路や宅地内の地下に埋設されている水道管の漏水調査を計画的に行っています。

■配水管の洗管
年1回、消火栓などを利用した洗管作業を夜間に実施しています。洗管作業を行うことで管内のさびなどを取り除き、水質維持に努めています。