健康 アルコールのことで困っていませんか?

アルコール健康障害対策基本法(平成26年施行)では、国民の間に広くアルコール関連問題への関心と理解を深めるために、毎年11月10日から16日までをアルコール関連問題啓発週間としています。

■アルコール依存症とは?
多量のアルコールを長期にわたって飲み続けることで、自分で飲酒をコントロールできなくなる状態に陥る病気のことです。飲酒がやめられないのは意志が弱いからでも、性格の問題でもありません。アルコール依存症は誰にでも起こる可能性がある病気です。

■予防するためには?
アルコール依存症は予防することができる病気です。以下の4つのことを心掛けましょう。
(1)アルコール依存症の正しい知識を持つ
厚労省の特設Webサイト『依存症の理解を深めよう』では、マンガ、動画で依存症に関する正しい知識を学ぶことができます。

(2)適度な飲酒を心掛ける
《1日の飲酒の目安》
ビール:500ミリリットル(1本)、日本酒:1合、缶酎ハイ(7%):350ミリリットル(1本)など
※アルコールに弱い人や女性、高齢者にはこれより少ない量が推奨されています。

(3)週2日以上の休肝日を設ける

(4)悩みを1人で抱え込まず、誰かに相談する

■相談先
「朝から飲みたいという気持ちが抑えられない」「手の震え、多量の汗、眠れないなどの症状がある」「お酒の量を減らそうと思うが、うまくいかない」など、お酒の問題で困ったことはありませんか?
ご自身やご家族が相談できる場所があります。気軽にご相談ください。

▽心の健康相談(予約制)
予約・問合せ:社会福祉課
【電話】23-0509

▽アルコール専門相談(予約制)
予約・問合せ:塩釜保健所岩沼支所
【電話】22-2189
(本紙P.23に関連記事)

問合せ:社会福祉課
【電話】23-0509