- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年6月号
■春の叙勲・危険業務従事者叙勲
国や公共に対し功労のあった3人に勲章が授与されました。
また、危険性の高い業務に精励した大関さんに、勲章が授与されました。
◇瑞宝双光章(消防功労)
元栗原市消防司令長 大関 陽悦 さん(栗駒宝領)
身に余る光栄です。約40年奉職し、多くの災害や救急現場で培った経験は、生涯の財産です。
◇瑞宝単光章(消防功労)
元栗原市消防団分団長 千葉 信義 さん(金成梨崎下沢辺)
家族や周囲の協力のおかげで受章できたと感じています。皆さまに心から感謝申し上げます。
◇瑞宝単光章(消防功労)
元栗原市消防団分団長 三塚 秀夫 さん(一迫清水二)
職場や地域、家族の理解があったからこそ、長年務め上げることができました。ありがとうございました。
◇瑞宝単光章(消防功労)
元栗原市消防団副団長 岡 義憲 さん(若柳新町1)
このたびの受章は、若柳地区の皆さんや、共に活動した消防団員のおかげです。今後も地域に貢献していきます。
■国道398号冬期閉鎖解除
4月24日(木)、国道398号の冬期通行止めが解除され、約5カ月ぶりに通行が再開されました。
国道398号は、東北を横断する道路として市と秋田県湯沢市を結び、観光や物流、災害時の緊急輸送などに重要な役割を持つ路線です。
市と湯沢市双方に設置されているゲートが正午に開放されると、この時を心待ちにしていた人たちが通行を開始。ねじりほんにょや関係者に見送られながら、青空の下、それぞれの目的地に向かって行きました。
■祭りとマルシェで街にぎわう
4月29日(火)、一迫地区真坂商店街を会場に「第70回政岡まつり」が開催されました。
この祭りは、伊達騒動を題材にした歌舞伎演目に登場し、命を狙われた仙台藩の幼君を守り抜いた「政岡の局」の功績をたたえるものです。
当日は、政岡役と幼君役を乗せた山車が商店街を巡行した他、伊達武将隊や八ツ鹿踊りなどが祭りを盛り上げました。また、同日に「第19回いちはさま軒下マルシェ」も開催され、商店街は、祭りと買い物などを楽しむ人でにぎわいました。
■地域おこし協力隊に委嘱
5月1日(木)、栗原市地域おこし協力隊として、栗原市観光物産推進業務に従事する松本真さんに、委嘱状を交付しました。
この業務は、市観光物産協会を拠点に市の観光振興と地域資源を生かした物産振興、SNSを活用した情報発信などに取り組むものです。
これまでシステムエンジニアとして首都圏で活躍してきた松本さんは「これまでの経験を生かし、観光分野でデジタル技術なども活用しながら貢献していきたい」と意気込みを語りました。
■くりでん乗車会で連休を満喫
5月4日(日)と5日(月)の2日間、くりはら田園鉄道公園で「2025GWこどもまつり」が開催されました。
当日は、昨年度開催された、くりでん絵画展の最優秀賞などに輝いた作品が、乗車体験で使用する車両のヘッドマークプレートを飾り、イベントを盛り上げました。また、運行当時、車両整備に使用した工作機械のデモ運転や昔懐かしいボンネットバスの乗車会も行われ、たくさんの家族連れでにぎわいました。
■迫力のごう音が観客を圧倒
5月5日(月)、300年以上続く伝統行事の「花山鉄砲まつり」が旧花山中学校校庭などを会場に開催されました。
この祭りは、江戸時代にこの地を治めた領主の奥方が、病弱な幼君の健康を領内の神社に祈願したところ御利益が表れ、鉄砲組に礼砲を打たせたのが起源とされています。
当日は、鉄砲組12人が陣形を変えながら、火縄銃の発砲演武を披露すると、約2,500人の観客から、歓声と拍手が送られました。
■長寿100歳おめでとうございます
大正、昭和、平成、令和。激動の4つの時代を駆け抜け、思いを紡いで1世紀。
100歳の誕生日を迎えた3人を紹介します。
◇齋藤 ツトリ さん(栗駒八日町)
一生懸命に畑仕事に励み、家族を支えました。長寿の秘訣は、積極的に体を動かし行動をすることと語られました。
◇近藤 はるよ さん(金成梨崎下沢辺)
野菜や花づくりを楽しみにしながら、6人の子どもを育て上げました。好物の甘い物を楽しみながら過ごしています。
◇宮内 ハルミ さん(瀬峰野沢)
家業の農業を手伝い、4人の子どもを育て上げました。テレビ鑑賞が趣味で、特にお笑い番組を楽しみにしています。