- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年6月号
■こだわりの料理で最高のおもてなしを
高山 仁志 さん(一迫片子沢)
「人を引き付けるには、突き抜けた熱意が必要なんです」と語る高山さん。
昨年、一迫地区に移住し、地区内にあるミュージアムをフランス料理が楽しめる宿泊施設として、今年2月にリニューアルしました。
仙台市出身の高山さんは、フレンチシェフとして、東京を中心に数々のホテルやレストランで料理長を務めてきました。東日本大震災をきっかけに、故郷への回帰を考えていた際、知人を通してそのミュージアムを紹介されました。
日本の古き良きたたずまいを残した建物、そしてその周囲を取り巻く自然豊かな環境に魅了され、移住を決めました。
高山さんが提供する料理は、東北産の食材を中心としています。買い付けには必ず自分の足で出向き、旬を見極めながら、1つ1つの食材と真剣に向き合います。買い付けから下準備までを含めると、夜中までかかることもありますが、納得いく料理をお客さんに提供するため、1つも欠かすことができないと言います。
食材本来が持つ味わいと東北の風土を、食べた人に感じてほしいと話す高山さん。これからもこだわり抜いた料理で、食べた人に感動を届けていきます。
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