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■宮城県古川工業高等学校と連携協力に関する覚書を締結しました
6月16日、宮城県古川工業高等学校と連携協力に関する覚書を締結しました。
市では、令和8年度から公立中学校での休日部活動を地域で展開するための環境整備を進めています。古川工業高等学校から提案を受け、県内で初めて、県立高校と教育委員会による、休日部活動の地域展開に係る連携協力の覚書を締結しました。
覚書には、休日部活動の地域展開の支援に関することのほか、特定の競技・種目での専門的な指導や、地域クラブの指導者および関係者への研修などが盛り込まれています。その中で、中学生が古川工業高等学校の11の部活動に参加できる連携事業「地域展開古川工業高校にGO(ゴー)!」を実施する予定です。本事業では生徒だけではなく、中学校の教員や地域クラブの指導者も参加して、指導方法を学ぶことができます。
中学生は学校部活動に限らず、地域の教育力や教育資源を活用したさまざまな活動の中から、自ら取り組みたい活動を選択することができます。
市では、今後も生徒たちの新たな学びの場の創出に向けて取り組んでいきます。

■映画「囁(ささや)きの河」が上映されました
7月11日から、シネマ・リオーネ古川で映画「囁きの河」が上映されました。
この映画は、令和2年7月豪雨で甚大な被害をもたらした熊本県球磨川(くまがわ)を舞台に、いまだに残る災害の爪痕と、復興の歩みを描いた作品です。本市のグリーン・ツーリズムの普及に尽力した東洋大学名誉教授 青木 辰司(あおきしんじ)氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、大木 一史(おおきかずふみ)氏の監督・脚本の下、実力派キャストが出演しました。
13日に行われた舞台挨拶では、大木氏をはじめ、今西孝之役を演じた主演の中原 丈雄(なかはらたけお)氏、孝之の息子役を演じた渡辺 裕太(わたなべゆうた)氏が駆け付け、作品への思いを語りました。
本市も、過去10年間に3度の水害を経験しており、映画に込められたメッセージに、多くの来場客が共感していました。
上映を通じて自然の脅威と地域の結び付きを再認識できる良い機会となりました。今後も水害に強いまちづくりと流域治水の推進に取り組んでいきます。