くらし NEWS and NEWS

■新たな協定で地域への支援 包括連携協定締結
3月27日に役場で、町とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社との協定締結式が執り行われ、山田町長と同社の吉田修取締役専務執行役員が協定書に署名しました。
協定には、暮らしの安全・安心や防災に関すること、子育て・高齢者支援、産業振興に資することなどが盛り込まれ、特に豪雨などによる水害が発生した際には、被災者の罹災証明書申請に関するサポートやドローン画像の提供など、水害に対する迅速な対応が期待されています。
山田町長は締結式で「地域に密着した企業との連携により、地域の発展と町民サービスの更なる向上が期待できる」と話しました。

■ゲームで学ぶネットルール eスポーツ体験会
3月25日、亘理地区交流センターでeスポーツ体験会が開催され、町内の親子連れなど15人が参加しました。
これは、オンラインゲームやスマホを通じたトラブルが増えていることを背景に、子どものうちからITリテラシーを身に付けてもらおうと、町が主催したものです。
当日は、はじめにインターネットを使うための知識や危険性に関する講座が行われ、参加した子どもたちは時折うなずきながら、講師の説明に耳を傾けていました。その後に開催された体験会では、講師から学んだことを守りながらeスポーツを楽しむ姿が見られました。

■東北初!亘理クリケット ジュニアクラブ発足記念式典
北海道・東北地区では初めてとなるクリケットのジュニアチーム「亘理クリケットジュニアクラブ」が発足されたことを記念して、4月6日に役場で発足記念式典が挙行され、関係団体や同クラブに所属予定の児童らが出席しました。
このクラブは、町と日本クリケット協会、仙台大学との三者間で締結した協定のもと、競技の普及や発展、青少年の健全育成などを目的に設立されたものです。クラブ代表の仲野氏は「クリケットを通した町づくりに寄与するため、幅広い世代がクリケットを楽しめる機会を提供していきたい」と話しました。

■町を守る消防団 消防団春季消防演習
4月6日に役場東側駐車場で、亘理町消防団春季消防演習が行われ、消防団員約200人が参加しました。
はじめに、今年度から新たに就任した菊池淑郎団長があいさつで「団員には訓練と教養を重ね、結束力や地域住民との連携を図り、安全で安心できる災害に強いまちづくり、人づくり、組織づくりに精進してほしい」と強い思いを述べました。
引き続き、有事の場合に備え、消防車両や消防ポンプが正常に動作するかの確認や、ポンプからホースを伸ばし放水する実地放水などが行われ、団員たちは真剣に取り組んでいました。

■学校生活への期待膨らむ 町内小学校入学式
町内すべての小中学校で、4月9日に入学式が行われました。このうち、高屋小学校では、保護者が温かく見守るなか、8人の新1年生が会場の体育館に入場しました。
式では、担任の先生から一人ひとり名前を呼ばれた児童たちが、元気よく手を挙げながら返事をしていました。
三品秀樹校長はあいさつで、新1年生に向けて、「友達と遊ぶこと」、「給食を食べること」、「勉強すること」など学校で経験できることについて話すと、児童たちは目を輝かせていました。
教室に戻った児童たちは、黄色い帽子を被り、次の日からの登校を楽しみにしている様子でした。

■亘理に誓う志 教職員転入・新任者服務宣誓式
今年度から町の小中学校に赴任した教職員の転入・新任者服務宣誓式が、4月2日に役場で行われました。
はじめに長瀞小学校の澁谷佳代校長が46人の転入・新任教職員を代表して、誠実かつ公正な職務の遂行を宣誓し、服務宣誓書を町長に手渡しました。
山田町長は、「教職員の指導力と情熱が、子どもたちの未来を切り開く大きな力になることを期待しています」と教職員に向けて話しました。
その後、教職員代表のあいさつで亘理小学校の星信浩校長が「子どもたちの健やかな成長のために、地域と連携を深め教職員一丸で尽力します」と決意を述べました。