スポーツ 【特集】アクアゆめクラブ(1)

■エンジョイ!スポーツ!
スポーツフェスタや町民綱引大会などの町のスポーツ大会を支え、自らも様々なオリジナル企画を打ち出し、スポーツの楽しさを伝え続けてきたアクアゆめクラブ。総合型地域スポーツクラブとして、平成17年に設立されて以来、20年間にわたり町の身近なスポーツクラブとして、町民の健康づくりを支援してきました。
今月は、アクアゆめクラブの皆さんがあなたに、とっておきのスポーツをお勧めします!

◇入り口を提供するのが役割です
[特定非営利活動法人アクアゆめクラブ 理事長 佐藤德康(さとうのりやす)さん(代)]

アクアゆめクラブは、野球など、一つの種目や一定の年代のみで構成されるスポーツ団体ではなく、いろいろな種目を幅広い年代の皆さんが気軽に参加できる総合型地域スポーツクラブとして発足しました。
例えば、野球チームには野球をしたいから入りますね。しかし、いろいろなスポーツを楽しみたいという人やスポーツを始めたいんだけど、どんなスポーツが自分に合っているのかが、よくわからないという人もいると思います。そんな時、スポーツの入り口を提供するのがゆめクラブの役割です。

その入り口となる催しが、「スポーツ1day(ワンディ)体験会」などです。子どもたちにいろいろなスポーツを体験してもらい、面白そうだったら続けてみない?と声がけします。その後、本格的にやりたくなれば、スポーツ少年団もあるよ!という流れになるんです。
また、スポーツをしたことがない子どもにとっては、スポーツ少年団の子どもたちのプレーが上手に見えて、入団するにはハードルが高く、抵抗を感じることもあるようなんです。
昭和の頃は、地域に子どもたちが自然に集まってきて、遊びの中から野球などを覚えました。野球で遊んでいるうちに町の大会にも出るようになって、野球がどんどん面白くなっていったりしました。
今の子どもたちは、そういった遊びの時間がないというか、まず、外では遊ばないでしょう?昔は子どもたちの遊びの中にスポーツがあったんですよ。卓球やバドミントンもそうです。大きくなって中学校に進み、部活動に入りました。
今の子どもたちは、そういった下地がないんですね。その下地づくりのお手伝いを今、ゆめクラブがしています。