- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県七ヶ浜町
- 広報紙名 : 広報しちがはま 令和7年6月号
■代ヶ崎浜でのり簾(す)飛ばし
毎年5月上旬、代ヶ崎浜の地区広場では、たくさんのこいのぼりの下で代ヶ崎浜「こいのぼり・ふれあい広場」が開催されます
○しかし、今年の5月10日は、あいにくの雨のため、地区避難所での開催となりました
○伊藤芳夫(いとうよしお)区長が、「震災後、新しい地区広場ができて5年になります。コロナ禍で中止の時もありましたが、地区の皆さんが集まり、待ちに待ったこのイベントが開催できることはとてもうれしいことです」とあいさつ
○地区の皆さんが、のり簾飛ばしゲームや来場者全員でのじゃんけん大会、ビンゴゲームなどを楽しみました。
■音楽を通した平和への思い
これまでのインターナショナルデイズに替わる新たな企画として、5月3日から5日まで七ヶ浜国際村を会場に音楽や展示、トークショーを通して平和について考える「平和のカタチ 未来へ紡ぐ、平和の思い」が開催されました
○今年は、戦後80年、戦争や紛争の歴史をたどり、多様な文化や価値観の共存について考えるパネル展示「平和のたねをみつけよう~わたしたちができること~」をはじめ、国連平和賞を受賞した日本を代表するサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のNora Suzuki(ノラ・スズキ)さんと寺澤町長によるトークショー、オルケスタ・デ・ラ・ルスコンサートなどが開催されました
○また、代ヶ崎浜出身のサクソフォン奏者の若き俊英、伊藤洋夢(いとうひろむ)さんのコンサートも開催されました。
■太平洋を背景に表浜で盆栽展
4月19、20日の春うららかな花渕浜の表浜で「Is This BONSAI ?」と題した盆栽の展示会が開かれました
○盆栽が展示されていたのは、防潮堤と砂浜に約40点!主催した七松庭(しちまつてい)代表の佐藤航(さとうわたる)さん(要)は、「祖父が大の盆栽好きだったのがきっかけで造園業と盆栽を始めました。盆栽は本来、室内に展示するものですが、県内のどの砂浜よりも地の利があり、東北一小さな七ヶ浜町だからこそ発信できる展示会をと企画しました。」
○太平洋を借景とした斬新な盆栽の展示に佐藤さんの心意気まで伝わる展示会でした。
■息ぴったり!デカパン競争
71回を数える湊浜・子どもの日区民大会が4月27日に開催され、湊浜の皆さんが和気あいあい、運動会やビンゴ大会を楽しみました
○写真は、「孫といっしょに・デカパン競争」で、息ぴったりで走る氏家恵美子(うじいええみこ)さんと松ヶ浜小5年の澤口侑和(さわぐちゆうわ)さんです
○澤口さんに名前を尋ねた後に、「僕は男です。2年生から髪を伸ばしはじめ、6年生になったら、がんなどの病気で髪がなくなった人たちの医療用ウィッグに役立つよう髪を寄付します。」と清々しい笑顔がかえってきました。
■松ヶ浜が15年ぶりに優勝
5月11日に町野球場と第1スポーツ広場を会場に、第71回地区対抗野球大会が開催され、11チームが激戦の末、若手からベテランまで粒ぞろいの松ヶ浜チームが15年ぶりの優勝に輝きました
○今年こそはと若手をそろえた要害・御林チームは、6年ぶりに念願の1回戦突破を果たし、第3位と健闘しました
○写真は、要害・御林と汐見台南の対戦、大会結果は次のとおり
優勝 松ヶ浜、準優勝 遠山、第3位 要害・御林、代ヶ崎浜