- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県
- 広報紙名 : あきたびじょん 2026年1月号
■クマは山、人は里
令和7年は記録的なクマ被害が発生してしまいました。県民の皆さまに二度とあのような不安な思いをさせないため、県は国や市町村とともに全力を尽くします。クマに罪はありませんが、街中に出てきたり人に危害を加えたりするなどということは断固として防がなければなりません。
よくメガソーラーによってクマが追いやられたという話を聞きますが、秋田県の面積当たり太陽光発電導入量は全国でも最小級です。むしろ近年クマの個体数が増加し、そこに里山の荒廃とブナなどの大凶作が重なった結果、昨年秋の異常出没につながったとの意見が一般的です。さらに令和5年と7年で人や街を恐れなくなった個体が増えてしまったことも深刻です。
放任果樹ややぶの伐採、電気柵の設置など、クマが出てきにくい環境の整備とともに、やはり頭数をしっかり管理することは不可欠です。まずは県民の生命を守ることを最優先とし、かつてのクマと人とが棲み分けていた里山の姿を取り戻していきたいと私は考えています。
