健康 てくてくんと行く!! 健康への道

■禁煙を考えているあなた、今始めよう
5月31日は世界禁煙デーです。
世界禁煙デーは、世界保健機関(WHO)が『たばこを吸わないことが一般的な社会習慣になること』を目指し平成元年に制定しました。日本では世界禁煙デーから始まる一週間を『禁煙週間』として、たばこによる健康への影響の普及啓発に取り組んでいます。
令和5年度の市民アンケートでは、横手市の喫煙率は大幅に低下しており、男女とも秋田県平均を下回りました。今や、喫煙者は少数派の時代です。一方、横手市では、妊婦の喫煙や育児中の周囲の喫煙状況については改善がみられていません。喫煙は、本人への影響はもちろん受動喫煙による周囲への影響も甚大です。
さて、ここでクイズです。
喫煙による健康への影響は、どのようなものがあるでしょうか?
がん、ぜんそく、気管支炎、心臓病、脳卒中、胃潰瘍、歯周病、未熟児や早産など妊娠への影響、これら全てが喫煙と関連しています。またCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という非常に苦しい呼吸障害の病気もあります。まさに『喫煙は、百害あって一利なし』です。
横手市では、たばこに関する正しい知識を習得し、吸わないことへの自己決定を促すことを目的に、小学6年生を対象にした『防煙教室』という授業を保健師が実施しています。
喫煙者は禁煙し、今まで喫煙していない方は今後も吸わないことでこれからの横手市の喫煙率がどんどん低下し、喫煙による健康被害がなくなることを期待します

横手市の喫煙率：
[平成25年]
・男性…30.9%
・女性…4.9%
[令和5年]
・男性…24.3%
・女性…2.3%

問合せ：健康推進課健康づくり係
【電話】33-9600