- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年12月号
鹿角家U25活性化事業
市外に住む本市出身の25歳以下の若者ネットワーク「鹿角家U(アンダー)25」の取り組みを活性化させるため、「副業型地域活性化起業人※」として、今年7月から東京都在住の岡部裕三(ゆうぞう)さんと一緒に活動を行っています。岡部さんの活動内容についてご紹介します。
※三大都市圏に所在する民間企業などに所属する個人と地方圏の自治体が契約を結ぶことで、専門的なノウハウや知見を活かした地域活性化を図る取り組みに対し、総務省が財政支援を行う制度のこと
■岡部裕三氏プロフィール
神奈川県出身。47歳。立教大学大学院社会デザイン研究科卒。東京都のコンサルティング会社「tsunagu(つなぐ)」代表。国会議員の公設秘書や私立高等学校と業務提携するなど、若者と社会課題との関わり方の構築などを行う。
■どんな役割をするの?
現在、鹿角家U25活性化支援として、首都圏在住の鹿角市出身の若者と鹿角をつなぐお手伝いをしています。
■どんなことに取り組んでいるの?
鹿角市出身の首都圏交流会に関わる若者とコンタクトを取り、新たな活動メンバーの掘り起こしや若者のそれぞれの興味や関心、抱える不安など、想いの聴き取りを行っています。
■若者からどんな声が届いているの?
離れていても、鹿角とつながれる場が欲しいという前向きな声がある一方で、Uターンによる環境の変化や仕事探しなどへの不安の声も届いています。
■気軽に交流できる機会はあるの?
高校生が市外に出る前に鹿角家U25を知ってもらうために、鹿角の高校生や若者と県外の若者をゆるやかにつなげる、交流空間「鹿角つながりカフェ」を、今年度3回開催します。興味がある人はサイトからお申し込みできます。
■最後に取り組みへの想いを教えて!
鹿角家U25の会員が、イベントや「鹿角つながりカフェ」のような交流の場を通して、何かを感じ、経験していくことで、「鹿角に帰りたい」「鹿角を応援したい」と思ってくれる人が増えて欲しいと思います。そのため、まずは地域の高校生に鹿角家U25の取り組みを知ってもらいたいです。
鹿角には、豊かな自然や文化だけではなく、人の温かさがあります。首都圏で頑張る若者にとって、自分の原点である鹿角を思い出し、いつでも帰ってこられる場所として、つながりを持ち続けられるよう、私もサポートをしていきます。
■本市出身の若者たちが企画したイベント「kazuno fes.(かづのフェス)in tokyo 2026」を東京都内で開催します!
日時:令和8年1月24日(土)10時~16時
場所:BIRTH LAB(バースラボ)(東京都港区麻布十番)
内容:たんぽ作り体験、鹿角の風景写真の展示など
どなたでも参加できます。詳しくは、鹿角暮らしホームページで発信していきます。
問合せ:政策企画課 鹿角ライフ促進班
【電話】30-0208
