- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年6月号
■笹本市長プロフィール
昭和60年7月29日生まれ、広島県出身。39歳。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了後、千葉県のプラントエンジニアリング会社に就職。東京での社会人塾での出会いから本市に移住し、令和3年に市議会議員に初当選。
■活気と対話のある市政を土台に鹿角の未来を力強く描く
このたび、第15代鹿角市長に就任しました。市民の皆さまに信頼される市政を目指し、誠心誠意取り組みますのでどうぞよろしくお願いします。
私は、新人議員として約4年間、鹿角市政に関わりましたが、この間、市政は大きく混乱し、停滞しました。
現在、本市は人口減少や少子高齢化、産業振興や地域経済の活性化、医療や福祉の充実、教育・子育て環境の整備など、多くの課題に直面しています。
私は、鹿角市長として、持続可能な地域社会の実現に向けて、常に市民の皆さまの立場に立って物事を考え、共に歩む姿勢で行政を進めてまいります。
また、本市の利益を最優先に考え、さまざまな方面での信頼関係を構築しながら、希望を抱ける本市の未来を市民の皆さまと一緒につくってまいりたいと思います。
そして、皆さま一人一人が、自分らしく幸せを実感できる「ウェルビーイング」なまちづくりを進め、国内外から投資されるまちを目指しながら、鹿角の未来を力強く描いてまいります。
■政策の方向性
▽鹿角の豊かな資源を最大限に生かし今の時代にあった仕組みを共につくる
・いくつになっても生き生きと活躍できる社会を共につくる
・子育て環境をさらに充実させ、皆さまが「こうありたい」と思う人生の実現を応援する社会を共につくる
・児童生徒一人一人に寄り添い、豊かな人生を築く力を育む教育環境を充実させる
■市長選挙の経緯について
3月21日に、市議会議員改選後、初めて開かれた令和7年第3回鹿角市議会臨時会において、関厚前市長に対し、議員から2回目の不信任決議案が提出され、賛成多数(賛成14票、反対4票)により可決されました。これにより、前市長は地方自治法第178条第2項の規定に基づき、同日付で失職となり、4月27日に市長選挙が行われました。
当日の有権者数は、2万3,446人、投票総数1万3,695票(有効1万3,571票、無効124票)、投票率は58.41%(前回63.13%)でした。
なお、市長の任期は、令和7年4月27日から令和11年4月26日までです。
問合せ:総務課秘書班
【電話】30-0204