くらし 広報見聞録 まちの出来事や話題を紹介します

■つながる学び、広がる視野
大曲南中学校ESDヒストリー
SDGs教育の一環として「キリバス共和国のセントルイス中学校とのオンライン交流会」が10月30日、大曲南中学校で行われ、3年生26人が参加しました。
交流会は「気候変動の影響を受けるキリバスの実態を探り・考え・行動する」をテーマに実施。生徒たちは文化や流行について学ぶクイズや、それぞれの国で行われている地球温暖化対策の事例紹介を通じて、自分たちにできることを考え、意見交換しました。互いの生活や文化を理解しながら、地球規模の環境課題への関心を深める貴重な機会となりました。

■AI活用が生み出す地域作りの新潮流
第10回大仙アカデミー
第10回大仙アカデミーが10月15日、グランドパレス川端で行われ、オンライン参加32人を含む計182人が参加しました。
今回は、武蔵大学社会学部メディア社会学科教授の庄司昌彦さんが「AIと関係人口から考える地域のデジタル・トランスフォーメーション」と題し講演。AIで生成した自己紹介文とその文章をAIが音楽化するというユニークな方法を実演したほか、業務の手間を減らすためのAI活用などについて語り、参加者に新たな発想を促しました。

■健康で幸せに暮らせる街に
健幸(こう)フェスタ in DAISEN
健幸まちづくりプロジェクト5周年記念事業「健幸フェスタ in DAISEN」が10月31日、大曲エンパイヤホテルで行われ、121人が参加しました。
当日は、9月15日から10月15日までの歩数を競った歩数イベントの表彰式をはじめ、株式会社タニタ代表取締役社長の谷田千里さんによる特別講演や椅子に座ってできる軽運動講座、大仙市産古代米などを使用したタニタカフェ特別メニュー試食会が行われました。参加者は、食事や運動を通じた健康づくりを改めて意識するきっかけとなりました。

■中仙地域のラーメン店が丸分かり
「なかせん拉らーめん麺街道」発行
中仙支所地域活性化推進室では、地域の魅力を広くPRするため、「なかせん拉麺街道」を発行しました。
市内でも〝ラーメン激戦区〟といわれる中仙。国道105号沿いには8店舗が並び、どの店舗も多くの来客でにぎわっています。
各店舗の魅力が詰まった一冊は、掲載各店のほか、市役所各庁舎、市内の道の駅などで受け取ることができます。ぜひ手に取ってご覧ください。

■秋の恵み、みのり満開
大仙市秋の稔りフェア
「大仙市秋の稔りフェア」が10月18日・19日の2日間、大曲ヒカリオイベント広場や花火通り商店街などで開かれ、多くの方が来場しました。
ヒカリオイベント広場では、地元商工業者の出店や特産品などの販売が、特設ステージでは、プロレス団体「Fighting AID」によるヒカリオプロレスこども祭りなどが行われました。
花火通り商店街では、農産物や加工品を販売する「だいせん軽トラ市」が開かれ、色鮮やかな旬の農産物を求める人で朝から活気に包まれました。小雨が降る場面もありましたが、来場者や出店者の明るい交流で、会場にはあたたかな雰囲気が広がりました。

■寄付・寄贈 たくさんの善意、ありがとうございます
◇日本赤十字社秋田県支部
赤十字活動推進、災害時の救護のため
日本赤十字社秋田県支部(佐藤徳雄事務局長)から市に、災害救援車を寄贈いただきました。
同社では、赤十字活動の推進・周知や地域福祉の増進、不測の災害時に迅速な救護活動ができるよう、災害救護資器材を各地域に配備しています。寄贈いただいた災害救援車は、太田分区に配備し活用させていただきます。

◇藤原成子さん(太田出身)
子どもたちの読書活動充実のため
藤原成子さん(岩手児童文学の会副会長)…太田出身・岩手県盛岡市在住…から市教育委員会に、児童書「破れた太鼓」と「岩手のこみち」を寄贈いただきました。「破れた太鼓」は、同会40周年記念誌収録作品の一つで、藤原さんの自作です。「破れた太鼓」は市内の全20小学校と全8図書館、「岩手のこみち」は全8図書館に寄贈いただきました。

■表彰 功績をたたえて おめでとうございます
◇農事組合法人中仙さくらファーム全国優良経営体表彰
農事組合法人中仙さくらファーム(田村誠市代表理事)が令和7年度全国優良経営体表彰「全国担い手育成総合支援協議会会長賞」を受賞しました。多品目の農産物を取り扱うほか、市内の小中学生の受け入れや農作業体験を通じた食農教育、若い農業後継者の積極的な雇用など、地域農業の振興に向けた取り組みが高く評価されました。