その他 担当者コラム今日も〝だいせん日和〟

ボールがフィールドに弾み、夏空へと高く上がっていく。その瞬間、子どもたちの笑顔がはじけ、にぎやかな声が辺りいっぱいに広がりました
9日間にわたって行われた「第31回世界少年野球大会秋田大会」。12カ国の少年少女が〝野球〟を通じて友情を育みました。印象的だったのは、「打つ、走る、投げる、捕る」一つの〝できた〟にみんなで喜び、失敗してもみんなで励まし合う光景。そこに国や言葉の違いはありませんでした。取材で立ち会うことができた瞬間、全てが宝物です
別れの日、涙ながらに抱き合う子どもたちの姿は、育まれた友情の深さを映し出していました。ボール一つで心は一つになれるー。芽生えた絆は、子どもたちの未来をきっと輝かせてくれると信じています
約10日間、さまざまな外国語に触れ、多くの子どもたちと英語(正しくは英単語)で言葉を交わすことができました。別れのとき、そんな私の日本語はカタコトになっていました。(け)