文化 矢田津世子没後80年事業~五城目の文学作品に触れてみませんか~

■遺稿集「みぞれ」が完成
矢田津世子の小説8作品・随想3作品の計11作品を収めた、全200ページ以上の遺稿集「みぞれ」が完成しました。
監修にあたった高橋秀晴(ひではる)さん(秋田県立大学副学長)は遺稿集の制作について、「何度も確認作業を行い、苦労もありましたが、完成度の高いものをつくることができました。矢田津世子の知名度も上がっている中で、貴重な制作機会をいただき感謝しています」と話していました。
[遺稿集「みぞれ」を販売中です]
「伸びゆくもの」「蛭」「働く女の地方色」などの作品を収めた矢田津世子の遺稿集です。ぜひお買い求めください。
販売場所:五城館
販売価格:2,530円税込

■「賢いめだかの兄弟」の絵本・紙芝居が完成
矢田津世子が残した唯一の童話「賢いめだかの兄弟」の絵本・紙芝居が完成しました。
作品を手がけた合同会社みちひらきの小熊美奈子(みなこ)さん(新町)は、「大人から子どもまで楽しんでもらえるように制作しました。今回のような、とても貴重な制作機会をいただいたことに大変感謝しています」と話していました。
絵本・紙芝居は、町内の関係機関へ寄贈するほか、後日、披露会を行う予定です。

問合せ:
五城館(【電話】852・5300)
町教育委員会生涯学習課(【電話】852・4411)