しごと 町では事業の立ち上げや拡充を支援しています

今月号では、昨年度に「起業支援事業補助金」「起業者事業拡充支援事業補助金」を活用された方々をご紹介します。

■起業支援事業補助金
◆カトウ工業
代表:加藤 健太さん
シャッターの設置や修理を行っています。
▽起業のきっかけ
以前勤めていたシャッターの設置や修理を受け持つ会社が廃業し、地域の方々の需要に応えるため、9年間の作業経験を生かして自ら事業を立ち上げようと思いました。町内外問わず、皆さまからのご依頼をお待ちしております。
▽補助金の使い道
事務作業に必要なプリンターや書類棚のほか、作業用の工具などを購入しました。
▽店舗情報
住所:五城目町字下タ町72-25
営業時間:午前8時~午後5時(年中無休)
【電話】080・1987・1577

◆発酵パーク株式会社
代表:小熊 隆博さん
宿泊施設「市とコージ」を運営しています。
▽起業のきっかけ
朝市通りでは、様々な店舗やイベントなどが活発に展開されていますが、宿泊施設が限られていると感じていました。朝市の活性化を後押ししたく、町内企業6社で当社を立ち上げ、「市とコージ」をオープンしました。
▽補助金の使い道
施設PRのため広報を外部委託したほか、町内事業者の方から備品を購入しました。
▽店舗情報
住所:五城目町字上町41
営業時間:年中無休
(チェックイン:午後3時~午後6時/チェックアウト:午前11時まで)

◆株式会社にとき
代表:橋本 洋美さん
コワーキングスペース「しごと場五城目」を運営しています。
▽起業のきっかけ
神奈川県から移住後、地域のシェアオフィス運営に関わってきました。これまでの経験を生かし、秋田と首都圏を結ぶビジネスの交流促進や地域活性化に貢献したいと思いコワーキングスペース「しごと場五城目」をオープンしました。
▽補助金の使い道
利用者に快適な環境を提供するため、杉材のテーブルや本棚を整備しました。
▽店舗情報
住所:五城目町字下タ町224番地1
営業時間:平日午前9時~午後5時(要予約)
※ごじょうめ朝市plus+の開催日は無料開放

■起業者事業拡充支援事業補助金
◆株式会社Newjoy(ニュージョイ)
代表:草皆 拓弥さん
令和3年に創業した農業法人です。お米のほか、野菜や果物を栽培しています。有機米栽培や、節水栽培技術である「点滴潅水施肥(てんてきかんすいせひ)」など、環境に配慮した取り組みにこだわっています。
▽補助金の使い道
精米作業を当社で完結できるよう、精米機や無洗米処理機を購入しました。精米作業の効率が向上し、品質の高い米を提供できるようになりました。

◆秋田五城目 五目餃子(ぎょうざ)しろや
代表:小玉 明美さん
令和3年のオープン以来、地場産の食材にこだわった大きな五目餃子を提供しています。店内では餃子と一緒にお楽しみいただける「ごはんセット」を提供しているほか、テイクアウトにも対応しています。
▽補助金の使い道
店舗を効果的にPRできるよう、店頭に設置する看板を新調しました。また、料理の提供時間を短縮するため、業務用冷蔵庫を購入しました。

◆SUNAO(スナオ)
代表:佐々木 舞さん
令和6年にオープンしたキッチンカーのクレープ専門店です。秋田県産の米粉やブランド小麦など、素材を選び抜きひとつひとつ心を込めて作っています。町内外のイベントや商業施設に出店しています。
▽補助金の使い道
営業時間の延長や、遠方への出店に対応するために発電機を購入しました。また、お客さまが直射日光を避け快適に待つことができるよう、パラソルを購入しました。

◆合同会社スマイルウォーク(くどう整骨院)
代表:工藤寛之さん
令和元年にオープンした整骨院です。骨折や脱臼、捻挫や交通事故によるけがの治療などを行っています。治癒力を高めるため、超音波や電気を用いた最新の医療機器を導入しています。
▽補助金の使い道
より見やすい内容となるよう、HPをリニューアルしました。また、マイナンバーカードの処理をスムーズに行うため、パソコンを新たに購入しました。

■皆さんの起業や事業拡充を応援します!
町では、右の方を対象に、1件あたり50万円を上限(補助率:1/2)として、物品購入費や設備費などを補助しています。補助金の活用をご検討される方は、町まちづくり課(【電話】852・5361)までご相談ください。
(1)起業支援事業
対象者:起業から1年未満の方、または本年度中の起業を検討される方
(2)起業者事業拡充支援事業
対象者:過去7年以内に起業された方
※(1)(2)合わせて3回までご活用いただけます。