- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県
- 広報紙名 : 県民のあゆみ 令和8年1月号
■どうなってるの!?JAてんどうラ・フランスセンター
「甘くておいしいラ・フランスは、どうやって出荷されているの?」
▽日本で唯一の「西洋なし専用選果場」では、人と機械の力で高い品質を保っています。
天童市にあるラ・フランスセンターは、西洋なし専用の選果場として平成15年に建てられました。収穫されたラ・フランスは、まず人の目で虫食いや傷の有無を確認し、光センサーによる糖度(甘さ)の検査と重さの検査をして、等級ごとに仕分けられます。等級ごとに分けられた果実は、2度から5度の低温・高湿度に保たれた超巨大な冷蔵庫で品質をそろえて食べた時の食感を良くします。その後、冷蔵庫から出し、箱づめを行い出荷の準備をします。出荷時期の10月から12月には、毎日5キログラムの箱で約3,000箱が全国へ向けて出荷されます。出荷後は売り場に並ぶまでの間、果実が少しずつ柔らかくなり甘みが増す「追熟」が進むため、皆さんの手元に届くころには食べごろになっています。全国の西洋なし生産量の約7割を占める、日本一の産地・山形県。ここはまさに「フルーツ王国やまがた」を支える拠点なのです。
写真キャプション1…農家さんが持ち込んだ果実に虫食いやキズが無いか、スタッフが目で見てしっかり仕分けます。
写真キャプション2…教室約5つ分の巨大な冷蔵庫にはたくさんのコンテナが!
●ヒミツポイント
▽光センサーで甘さを測定!
1秒に2個のスピードで糖度を測る光センサー。甘さを数字で確認し、おいしい果実を見分けます。
▽まるでジェットコースター!
果実の搬入から市場への発送まで、コンテナを運ぶレーンが施設内に張りめぐらされています。
▽品質はバーコードで管理!
甘さや重さでコンテナに分けられたラ・フランスは、バーコードで管理。これにより、計画どおりの追熟と出荷が可能になります。
▽コンテナを運ぶロボットも活躍中!
パレタイザーと呼ばれるロボットが、コンテナのバーコードの情報を読み取って、コンテナを等級ごとに積み上げます。
JAてんどう 販売部 部長
山口 輝(やまぐち あきら)さん
ラ・フランスは、軸がしおれて、周りにシワが寄ってきた頃が食べ頃です。また、重さでお尻の部分が少し平らになってくるのも目安になります。安心・安全でおいしいラ・フランスを皆さまへお届けすることを心がけて作業を行っています。
