イベント 特集 二十歳のつどい・2倍成人式

■祝 西川町二十歳を祝う会
8月14日、交流センターあいべで「二十歳を祝う会」を開催し、青春時代を共にした仲間である30名が集いました。会場は、エネルギッシュな笑顔と活気に包まれ、節目の門出を盛大に祝いました。
また、参加者を代表して岩本龍飛(いわもとりゅうび)さん、後藤早紀(ごとうさき)さんが二十歳の主張を発表しました。

◆二十歳の主張(抜粋)
□岩本龍飛(いわもとりゅうび)さん
本日、成人式という節目の日を迎え、ここまで育ててくれた家族、支えてくれた友人、そして関わってくださった全ての方々に、心から感謝申し上げます。
これまでの20年間は、多くの人の支えがあってこそ歩んでこられた日々でした。ときに迷い、悩むこともありましたが、その度に手を差し伸べてくれる方がいたからこそ、今の自分がいます。
成人となった今、感謝の気持ちを忘れず、自分の言葉や行動に責任を持ち、周りの人を支れられる大人を目指します。これからの人生、挑戦を恐れず、日々成長し続けていきたいと思います。
私はこれまで、新しいことに挑戦するたびに、不安や迷いを感じることもありました。しかし、一歩踏み出してみると、その先には新しい出会いや、自分でも気づかなかった可能性が広がっていました。こうした経験を通して、挑戦こそが自分を成長させる一番の力だと実感しています。
この気持ちを忘れず、これからも前向きに挑戦を重ね、周りの人にも勇気を与えられるような大人になりたいと思います。

□後藤早紀(ごとうさき)さん
私は二年前に介護福祉士として「ケアハイツ西川」に就職いたしました。
介護福祉士として働いていると「命」について深く考えることがあります。命が大切だという事はもちろん、一人ひとりのご家族にとっても大切な命だという事を改めて考え、実感します。この二年間、利用者様に対し、声をかけてからその日を終えれば良かった。少しでも長い時間関わっておけばよかった。そんな後悔をたくさんしてきました。明日、今この瞬間、何が起こるか分からないその中で、少しでも後悔のないように生きていくこと、周りの方に後悔させないように仕事に努めること、それがこの命を精一杯生きていくために必要なことだと思います。
中学、高校、社会人と進むにつれて自由が増え、”大人になるってこういうことかな、自由に過ごせることかな”そんなざっくりとした「大人」のイメージがありました。ですが今では、”自分の言動により一層責任を持たなければならないこと、無責任な言動をしてはならないこと”でもあると強く実感しています。

◆今月の表紙
8月14日に開催した「二十歳を祝う会」の一枚です。中学以来の再会に心を踊らせる参加者たち。見ているだけでこちらも楽しくなるような気がします。
そんな希望に満ち溢れた皆さんと新たなスタートを迎えた2倍成人式の様子を盛りだくさんに紹介しておりますので、どうぞご覧ください。

■20歳のつどい
式典後は懇談会が行われ、食事を楽しみながら思い出話に花を咲かせ、ビンゴ大会では豪華景品をかけて大盛り上がり!久しぶりに顔を合わせた同級生同士、笑顔と歓声が絶えないひとときを過ごされていました。

中学在籍の時に書いた「二十歳の自分への手紙」が、当時の担任・永山先生から一人ひとりに手渡されました。部活動のことや夢、将来への思いなどが綴られており、「懐かしい」「あの頃の自分に励まされた気がする」とたくさんの笑顔が見られました。

■2倍成人式
同日、「イノベーションハブTRAS」では、今年40歳を迎える皆さんが2倍成人式を開催しました。当日は34名と恩師が集まり、懐かしい顔ぶれとの再会を喜び合いました。

実行委員長の大場(旧姓:大泉)茜さんは「49歳の苦流しの前に、同級生と何か記念になることをしたいと話し合い、40歳の節目に東部中・西部中・大井沢中の合同同窓会を企画しました。この機会に同級生が集まり、思い出を共有してほしい」と挨拶しました。

式典後は歓談や記念撮影を通じて旧交を温め、同級生や恩師との絆を深める時間に。参加者からは「久しぶりに顔を合わせて懐かしかった」「また集まりたい」との声が寄せられ、心温まるひとときとなりました。