くらし 令和6年度西川町決算報告

9月の町議会定例会で、西川町の令和6年度決算が認定されました。町民のみなさんから納めていただいた町税や国・県からの補助金、地方交付税などがどのように使われたのかなど、主な内容と町の財政状況についてご紹介します。

令和6年度一般会計決算における実質収支は、5億453万円の黒字となりました。デジタル田園都市国家構想交付金等の増加により歳入が前年度比13.2%増加したものの、ふるさと納税対策事業やブレジャー対応型拠点づくり事業、さらには月山湖カヌースプリント競技場施設整備事業の増加により歳出は18.0%増加しました。

■歳入は13.2%増加
歳入総額は86億2,239万円で、前年度比13.2%、10億227万円の増加となりました。
その中で主なものをご紹介します。まず、町税は、7億136万円の決算額となり、前年度比3.0%、2,161万円の減少となりました。
地方交付税は32億3,158万円の決算額で、前年度比7.6%、2億2,749万円の増加となりました。
国庫支出金は、除雪経費に係る国庫支出金やデジタル田園都市国家構想交付金等の増加により、前年度比12.8%、1億3,344万円増加の11億7,414万円となりました。
県支出金は、災害復旧事業費等の減少により、前年度比3.9%、1,221万円減少の2億9,956万円となりました。
寄附金は、個人版ふるさとづくり寄附金の大幅な増加により、前年度比95.6%、3億8,599万円増加の7億8,981万円となりました。
町債の決算額は7億3,521万円で、月山湖カヌースプリント競技場施設整備事業の教育債が増加したものの、産業振興複合施設整備に係る商工債、町営住宅整備に係る土木債の減少により、前年度比5.8%、4,539万円の減少となりました。

■歳出は18.0%増加
歳出総額は80億8,406万円で、前年度比18.0%、12億3,585万円の増加となりました。
主な増減の要因として、物件費は、タブレット端末配布事業の終了や産業振興複合施設整備に要する経費の減少により、前年度比8.6%、1億1,077万円減少の11億8,471万円となりました。
補助費等の決算額は、ふるさと納税対策事業や米需給調整推進事業の増加もあり、17億5,845万円で前年度比55.4%、6億2,675万円の増加となりました。
維持補修費は、前年が小雪だったため除排雪経費の増加により、前年度146.6%、1億6,681万円増加の2億8,059万円となりました。
普通建設事業費は14億7,757万円の決算額で、ブレジャー対応型拠点づくり事業や月山湖カヌースプリント競技場施設整備事業により、前年度比20.2%、2億4,786万円の増加となりました。

実質収支:一般会計決算における歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた額

■町税の内訳

■町の起債残高

※令和6年度の起債残高中、普通交付税の算入見込額は41億8,133万円(見込割合61.0%)です。

■特別会計

■企業会計

※一般会計からの繰入金は収益的収入では3億527万円、資本的収入では773万円となり、合計3億1,300万円となりました。

※一般会計からの繰入金は収益的収入では4,398万円、資本的収入では1,441万円となり、合計5,839万円となりました。


※一般会計からの繰入金は収益的収入では4,398万円、資本的収入では1,441万円となり、合計5,839万円となりました。


※一般会計からの繰入金は収益的収入では966万円、資本的収入では1,468万円となり、合計2,434万円となりました。

■町民1人あたりにすると…
□町税負担は…
156,764円
対前年比+378円(+0.2%)

□歳出は…
1,806,898円
対前年比+325,563円(+22.0%)

■町の基金(貯金)

■町が所有している財産

■主な財政指標

※実質赤字比率、連結実質赤字比率は赤字額がないため、「-%」と表示しています。
※将来負担比率は将来負担すべき実質的な負担がないため、「-%」と表示しています。

実質公債費比率:町が支払う借金の返済額が、町の規模に対して、どのくらい大いかを示す指標です。
将来負担比率:将来負担額(町が将来負担すべき借金の返済額等)を清算するとしたときに、将来負担額から基金(貯金)などを差引いた残りの額が町の規模に対してどのくらい大きいかを示す指標。