くらし 金山町町制施行101周年記念企画 かねやま未来図

金山町町制施行100周年を迎え新たな一歩を踏み出した金山町。「金山の未来」をテーマに各地区からご寄稿いただきました。この節目の年に金山町の未来の姿を想像し、共に希望に満ちた地域社会を築いていきましょう。

■心やすらぐやさしい地域づくり 七日町地区 区長 横山 孝夫(よこやま たかお)さん
当地区は324世帯が生活している本町で最大の地区です。地区運営の要となる隣組数は29組を数え、運営委員と各役員、隣組長が連携を取りながら地区運営を行っています。少子化・高齢化が進む中で、空き家や独居老人の増加などの課題も顕著になってきており、町のご支援のもと関係団体などの協力を得ながら都度対応しています。町制施行100周年記念という記念すべき年を迎えられたことはとても喜ばしいことであり、当地区では独自事業は実施せず、町が主催する各種記念イベントに地区民が積極的に参加することを促しながら気運の醸成に努めてきました。安全安心そして健康に暮らすことは誰しもが望むことであり、地区内で組織されている消防団はもちろんのこと婦人会や老人クラブ、若連・子供会育成会等の連携の大切さを意識しながら各種事業を取り組み、住民が住んでいて心やすらぐやさしい地域づくりを目指し、歩んでいきたいと思います。
地区:324世帯 806名 ※令和7年4月時点

■内町地区に思うこと 内町地区 区長 柿崎 英之(かきざき ひでゆき)さん
内町地区は現在75戸ですが、入れ替わりがある単身者住宅を除くと57戸ほどです。私が実家に戻ってきた30年前から15戸以上減少しました。加えて若い世代の減少が重なり当然子供の人数も減っています。それでも当地区を選んで家を建て移り住んだご家族もいます。地区の皆さんや少ないながら運営委員や若連・消防団と協力し合って地区運営を何とか維持出来ています。これから先、戸数減少は進んでいくことと思いますが、それでもコミュニティは無くすことはできません。町と地区、地区住民老若男女が知恵を出し合い協力し合わなければコミュニティ維持は成り立っていかないと感じています。また、時代とともに働き方や退職年齢延長などで地区に関わるのが難しいと思う人もおられると思いますが、一人ひとりが繋がり合って、いつまでも楽しく暮らしていけるような内町地区であってもらいたいと思っております。
地区:75世帯 179名 ※令和7年4月時点