くらし ようこそ庄内町へ!地域おこし協力隊

■立谷沢川流域から地域おこし隊6次産業化推進員 小野玲(りょう)さん
10月17日に着任した福岡県出身の小野さんは、JICA海外協力隊としてザンビア共和国へ、JICA草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)でザンビア共和国とインドネシア共和国へ派遣された経験をお持ちです。
6次産業化推進員として立谷沢川流域活性化センタータチラボを拠点に活動されます。

Q.地域おこし協力隊に応募したきっかけは?
私と庄内町の出会いはJICA山形デスクに在籍していた時です。コロナ禍でイベントが実施できず仕事がなかったときに、庄内町国際交流協会の手助けがあり山形大学の留学生との交流イベントを開催することが出来ました。地域おこし協力隊に応募する前に、6次産業化や地域づくりに長けた人材を募集していると町長からお聞きしました。それは私が派遣先の国で実践してきた内容と被るものがあって、大変興味深く、私でもお手伝い出来るかもしれないと感じました。
派遣先の国で得た学びを日本に還元できることに強く惹かれましたし、かつての恩返しという意味を含め、期待してくれるところで力を発揮したいと思い応募しました。

Q.庄内町に来てみてどうですか?
よそから来た人にも温かい町だと思いました。想像していた以上に親しみやすい雰囲気があり、新しいことにも耳を傾けてくれる、オープンな人たちだと感じました。
稲作などの歴史ある農業や外部との交流を受け入れられる懐の深さに触れて地域の魅力を感じました。

Q.どんな活動をしていきたいですか?
まだ立谷沢地区のことを深く知らないですし、実際にどんな活動ができるかわからないですが、地域に根付いた活動ができるように、地域の人たちが担っている活動に自ら入っていって信頼関係を築いていきたいです。
6次産業化や農村RMOの実現には、地域住民や関係団体などの意向を十分に把握し落としどころを探っていくことが大事です。これまでの経験で培った調整能力を発揮し、地域の人たちに教わったうえで自分の観点から提案させてただければと思います。

Q.プライベートで楽しみたいことは?
立谷沢地区に来たからには自ら農業をやってみたいです。派遣先では協力という形で農業に携わってきましたが、自ら主体的に農業をやってみたことがないので…。
せっかくなので庄内町に普及していない農作物に挑戦したいです。冷涼な気候と聞いているので、ビートやケールといった野菜が適しているかもしれません。ほかにも米粉を利用したクッキーやパンなどを作ってみようと思います。

Q.町民のみなさんにひとこと
地域課題の解決に少しでも貢献できるよう、焦らずゆっくり頑張ります!活動の様子などはオンラインで発信していきますのでぜひご覧ください!