- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県郡山市
- 広報紙名 : 広報こおりやま 2025年12月号
■!注目!
郡山市は残念ながら全国の中核市でごみ排出量ワースト1位。
本市は「郡山 ごみ減量20%」をスローガンに、ごみ削減に取り組んでいます。
この目標を達成するには、
残り一人当たり1日100gのごみ削減が必要!一緒にチャレンジしていきましょう。
■こうすれば家庭のごみは減らせる!
・生ごみの約80%は水分。水分を絞るだけで大きな違いが!
・草木は天日干しで約50%軽くなる!
・日本の食品ロスは約464万tって知っていますか?毎日おにぎり1個分(102g)の減量で食品ロスゼロへ!
○ごみが多いと…
・焼却時の二酸化炭素排出により温暖化につながる
・埋立処分場の容量に限界がくる
・回収・焼却にコストがかかる
○ごみが少なくなると…
・地球温暖化の進行を遅らせる
・天然資源を守ることにつながる
・埋立処分場を長く使うことができる
郡山市一人当たり1日のごみの量 1,102g(2023年実績)
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一人当たり1日のごみの量(目標値)970g(-100g)
〔一人ひとりの取り組みで減らす例〕
・リユースで-370g
・マイボトル持参でペットボトル2本(500ml-60g)
・生ごみの水切りで-20g
・使い捨てスプーンを(2本)使用しないで-4g
・草木の天日干しで-500g
■どうして郡山市はごみが多いの?
○担当職員に聞きました!
郡山市は東日本大震災をきっかけにごみの排出量が増えました。災害が起こるとごみの量が増えるのは一般的ですが、本市は震災後から高止まりが続いている状況です。令和5年度で中核市のうちごみの量が最も少ない八王子市(一人当たり1日698g)と比べると、その量は約1.6倍!特に生活系のごみが多いので、一人ひとりの心掛けでごみは大きく減らせると考えています。市では小学校などでごみ減量教室を実施したり、ごみの減らし方を紹介する動画を配信したりして、さまざまな形で〝ごみ減量20%〞を推進しています。
○小学校と連携し、授業の一環としてごみの減量教室を開催。多くの小学生が関心を持って話を聞き、「ごみの捨て方の意識が変わった」という子も。企業や団体など大人を対象にした講座も開いています。
○自宅で取り組めるごみ減量方法を動画で紹介!
市長も出演し、気軽に始められるごみ減量方法を分かりやすく紹介しています。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
■市職員が実践しているごみ減量をご紹介!
○電動式生ごみ処理機で生ごみ減量を実現!
家族が電動式生ごみ処理機器を購入。量にもよりますが、3時間くらいで生ごみが野菜チップスのようになります。郡山市では電動式生ごみ処理機購入費の助成があるので皆さんも活用してみてはいかがですか?
申込み:5R推進課
【電話】924-2181
○ミニキエーロで手軽に週1回分の生ごみを削減!
土の中の微生物の力で生ごみを処理できるキエーロが簡単に作れることを知り、自宅で始めてみました。容器が小さいので毎日の生ごみは出せませんが、1日分の生ごみを入れると、1週間後には消えています。生ごみを減らせているなと実感できます。
問合せ:5R推進課
【電話】924-2181
