くらし 第15代 郡山市長 椎根 健雄 新たな市政の幕開け

■郡山をよりよいまちへ 椎根市政スタート
4月20日に行われた郡山市長選挙で椎根健雄氏が初当選し、4月27日に市長に就任しました。歴代最年少の市長による新たな郡山市政が始まりました。

○Profile
椎根 健雄/しいね たけお
1977年(昭和52年)1月20日生まれ
48歳
福島県立安積高等学校卒
新潟大学農学部卒
2007年~ 参議院議員秘書
2011年~ 福島県議会議員(4期13年)
2025年~ 郡山市長

■市長就任のごあいさつ
◆市民目線を大切に飛躍する郡山を目指します
皆様、こんにちは。
去る4月27日付けで第15代郡山市長として市政を担わせていただくこととなりました、椎根健雄です。どうぞよろしくお願いいたします。
改めて、市長としての重責を痛感し、身の引き締まる思いです。
私はこれまで、福島県議会議員を4期13年間務めさせていただきました。議員活動のベースには、地域の皆様の声を大切にし、それぞれの地域が抱えるさまざまな問題を政治に届けたいという思いがあり、こうした考えは、今も変わらぬ私の政治信条です。
郡山市は、東北第2の経済規模を誇る中核市として発展し、昨年、市制施行100周年を迎えました。その歴史の礎にあるのは、安積開拓の開拓者精神です。その精神は今日まで脈々と受け継がれ、新しいヒト、モノ、情報を、分け隔てなく受け入れる自由な気風を育んできました。こうした郡山市の懐の深さは、未来を切り拓く大きな力となります。まちは外から人が集まることで成長します。日本全体が人口減少・少子高齢化という厳しい課題に直面するなか、郡山市に培われたポテンシャル(潜在能力)を最大限に引き出し、その解決に取り組みます。

◆3つの柱で市政発展へ
○「選ばれるまち」
郡山市は県の中央に位置する地理的な条件はもとより、充実した交通網や、バランスがとれた各産業など、多くの魅力があるまちです。こうした利点を最大限生かし、魅力をさらに高めることで、若者に選ばれるまち、住んでみたい、住み続けたいと思えるまちをつくり、人口流入とまちの活性化につなげていきます。

○「暮らしの充実・笑顔になれるまち」
文化、芸術、音楽、スポーツへの支援、さらには民間医療機関、福祉施設、教育の充実を図り、生活しやすく、子育てしやすい環境を整えてまいります。防災、減災も重要です。子育て世代や高齢者、障がいのある方など、それぞれ課題を抱える方々の声に寄り添えるまちを目指していきます。

○「経済の活性化」
このまちで働きたい、暮らしたいと選ばれるためには、働く場となる産業、観光、農業の振興が必要不可欠です。郡山市が経済県都と呼ばれるにふさわしいまちとなるよう、地元中小企業等を中心に、支援機関や関係者の皆様とともに産業の活性化に努めていきます。

子どもからお年寄りまで誰もが明日に希望を抱き、時代を切り拓く郡山ならではの個性的な輝きを皆様とともに育み、郡山市の魅力を国内はもとより世界へ発信してまいります。
また、思いやりや温かみが感じられる市役所を基本に、市民の皆様の課題に丁寧に対応し、スピード感をもった市政運営に努めることで、明日への責任を果たしてまいります。