くらし 〔特集〕6月は環境月間! 地球のためにできること

誰もが聞いたことのある「地球温暖化」現象。その主な原因は、二酸化炭素などの増加によるもので、私たちの生活に大きな影響を与えています。未来の地球を守るために、小さなエコアクションから始めてみませんか?

■二酸化炭素が増えて地球環境はどうなったの?
二酸化炭素は温室効果ガスの一つで、その9割以上を占めています。温室効果ガスは一概に悪いものではなく、地球の温度を生き物が暮らしやすい状態に保つ役割を担っています。
しかし、産業の発展や自動車の普及、ごみ焼却の増加などで、化石燃料の使用が増え、大気中に排出される二酸化二酸化炭素が増えて地球環境はどうなったの?炭素も増加しました。世界各地で問題となっているゲリラ豪雨や、気温上昇による海洋生物の生態系の変化などにも、二酸化炭素の増加は深く関わっています。
今や、地球温暖化対策は、国や企業だけでなく、私たち一人ひとりの生活にも関わることです。身近なところから環境にやさしい選択をすることが、二酸化炭素を減らすことへの一歩になります。

○二酸化炭素は何から出ている?
例えば自動車は走行時に、冷蔵庫などの家電製品は使用中の発電時に、二酸化炭素を多く排出しています。
・発電時に排出…冷蔵庫・エアコンなど
・走行時に排出…自動車(ガソリン車など)

○ごみの増加も二酸化炭素を多く排出する原因に
二酸化炭素は、ごみを焼却処分する過程でも多く発生しています。各家庭でごみを減らすことがとても大切なポイントです。
・郡山市民1人1日あたりのごみ排出量(2023年度)
郡山市民1人1日あたり707g➡中核市平均592gより+115g多い!

■今すぐできる♪身近なエコアクション
〔1〕通勤や通学、身近なお買い物に自転車などを活用しよう♪
ガソリン車は走行する時などに二酸化炭素を多く排出しています。近所のお買い物や心地よい天気の日は、自転車や徒歩で出掛けてみませんか?

〔2〕エアコンの設定温度を1℃上げてみよう!
夏の熱中症対策によく使う冷房も、設定温度が低すぎたり、頻繁に電源のオンオフを繰り返したりすると、消費電力が増え二酸化炭素を多く排出する原因になります。気温によって異なりますが、いつもの設定温度をプラス1℃上げて使用しましょう。

〔3〕本当に必要なものだけを受け取ろう♪
買い物の時にビニール袋を断りマイバッグを使ったり、テイクアウトの時にはプラスチック製の使い捨てスプーンやストローを断ったりすることで、身近なところからプラスチックごみを減らすことができます。

〔4〕おいしく・賢く、食品ロスを減らそう!
料理をする時、キャベツの芯や野菜の皮を捨ててしまいがち。でも、使い方をひと工夫すると、ムダなくおいしい料理が作れて、生ごみの削減につながります。

■私たちもエコアクションに取り組んでいます♪ 郡山信用金庫
6月と10月の年2回、県内の信用金庫が一斉にゴミ拾いを行う「クリーン作戦」を実施しています。従業員全員で取り組み、地域の美化はもちろん、職場全体の環境意識の向上にもつなげています。
また、環境問題を楽しく学び、地球環境を考えるきっかけにしてほしいとの思いから、富久山クリーンセンター内の体験型環境学習施設の整備にも協力しました。
地域に根づいた金融機関だからこそ、市民の皆さんとともに環境について考え、郡山市がもっと心地よく、郡山信用金庫職員の皆さん素敵なまちになるよう貢献していきたいですね。

■環境にやさしい取り組み、支援します
郡山市では、市民、事業者がくらしの中で取り組める環境にやさしい事業を行っています。
「誰かがやってくれる」ではなく、一人ひとりが環境へ思いやりを持ち、未来の地球を守っていきませんか?

○暑い日は、「ふくしま涼み処」をご利用ください
福島県と連携した熱中症対策として、公共施設および民間・商業施設を「ふくしま涼み処」として開放し、休憩スペースを設置します。暑い日はお気軽にお立ち寄りください。
対象施設や利用期間など詳しくは、市ウェブサイトをご確認ください。
実施期間:6/1(日)~9/30(火)

問合せ:環境政策課
【電話】924-2731

○ワンクリック募金で環境対策に貢献しましょう
ウェブサイトにある募金ボタンを押すと、気候変動対策に取り組むパートナー企業から、1クリック当たり5円が市へ寄付されます。寄付は地球温暖化対策の啓発や教材作成に使われます。
募金は誰でも負担なくワンクリックするだけで行えますので、ぜひお気軽にクリックしてご協力ください。

問合せ:環境政策課
【電話】924-2731

○電動式生ごみ処理機購入費を助成します
家庭から出る生ごみの減量を促進するため、電動式生ごみ処理機の購入者に対して、購入費の一部を補助しています。補助条件や申し込み方法など詳しくは、市ウェブサイトをご覧ください。
補助額:購入費(消費税を除いた処理機の本体価格)の2分の1(1円未満は切り捨て)
※補助上限額…25,000円

問合せ・申込み:5R推進課
【電話】924-2181

○「カーボンニュートラルシティこおりやま」を目指します
気候変動の課題解決に向けて、日本では2050年までに温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指しています。
本市では、川崎重工業(株)と連携し、ごみ処理施設から発生する排ガスから二酸化炭素を分離・回収する実証実験を、富久山クリーンセンターで実施しています。詳しくは、市ウェブサイトをご覧ください。

問合せ:資源循環課
【電話】924-2751

問合せ:環境政策課
【電話】924-2731