- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県喜多方市
- 広報紙名 : 広報きたかた 令和7年5月号 No.233
今年も早い時期からクマが冬眠から目覚めて活動を始めることが予想されます。春の山菜採りなどで山に入る時や山間部において朝晩の薄暗い時間帯での農作業には、特に注意してください。
■クマの被害に遭わないために
・今までクマが出没したことがある場所には近づかない
・クマ鈴、ラジオなどの大きな音が出るものを身につける
・天気が悪い日は、視界がきかないので注意する
・子グマを見かけたら、静かに立ち去る
・クマのフンや足跡を見つけたら、引き返す
・やぶや林など周囲が見渡せない場所には不用意に立ち入らない
・生ごみを捨てたり、農作物などの残さは、集落への誘引物になるので放置しない
■鳥対獣策はお早めに
▽農作物被害を防ぐためには
クマやイノシシ、サルなどによる農作物被害を防ぐためには、草やぶの刈り払いなどの環境管理や、電気柵の設置などの被害防除が効果的です。獣が農地をエサ場として認識すると再び出没して農作物に被害をもたらします。
有効な対策である電気柵の普及のための各種支援(貸出事業、購入経費の補助事業、設置指導)を行っていますので、気軽に問い合わせてください。
▽電気柵は早めに設置しましょう
既に電気柵をお持ちの方は早めの設置を心掛けましょう。鳥獣の被害が出始める前に、先手を打って柵を設置することが重要です。クマやイノシシ、サルなどが農作物の味を覚えてしまう前に侵入を防ぐことができれば、農地への執着を抑制し、柵の効果を長期間維持することができます。
▽相談会・勉強会の開催
鳥獣被害に困っている集落や、今後被害が予想される集落に対し、被害対策の相談会や勉強会の開催など、随時相談を受け付けています。
開催を希望する場合は、行政区長を通して、市民生活課または各総合支所住民課に問い合わせてください。
クマやイノシシ、サルなどの目撃や痕跡を見つけた場合は、情報提供をお願いします。
問合せ:
市民生活課 有害鳥獣対策室【電話】24-5261
または各総合支所住民課