文化 喜多方の美 美術館のコレクション No.34

■高橋俊子〈菖蒲湯〉制作年不詳 171.6×217.2cm 紙本著色
高橋俊子(1951〜)は会津若松市出身の日本画家です。1972(昭和47)年「再興第57回院展」に出品して以来、以後院展に出品を重ねています。現在は日本美術院特待となり、鳥取県を拠点に活動しています。
本作は、端午の節句に無病息災を願い、ショウブの葉を湯船に浮かべ入浴する老人と子供を描いた作品です。1989(平成元)年に喜多方プラザ文化センターで開催された「第3回会津出身美術家展」に展示され、多くの市民が鑑賞出来るように市に寄贈され、市美術館の所蔵作品となりました。