くらし 2026年 年頭のあいさつ

■行政
相馬市長 立谷秀清

◇未来に向けた土台づくりを
謹んで新年のあいさつを申し上げます。令和8年の門出を迎え、市民の皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。また日ごろより市政伸展のため多大なるご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、地域の皆さまとともに歩みを進めながら、行政運営の改善を推進してまいりました。
一例として、より利便性の高い公共交通を目指し、「おでかけミニバス」の運行形態を新たに見直しました。本年1月13日より、従来の固定ルート型運行から「デマンド型予約運行」に変更し、運行回数と利用可能地区の拡大を行います。多くの方にご利用いただき、市民にとってより充実した移動手段の構築やまちのにぎわいなどの地域活性化を目指してまいります。
ほかにも、「ふるさと納税」を活用して地元経済の活性化や関係人口の拡大を図るため、昨年10月より返礼品の拡充を行いました。当初の10品から現在は100品を超え、協力事業者も約30社にまで広がっています。今後もより多くの方々に、ふるさと納税を通じた本市に対する継続的な応援をいただけるよう、返礼品のさらなる拡充と、寄付者とのご縁を広げる取り組みに鋭意努めてまいります。
一方で、昨今の社会情勢は少子高齢化、人口減少、災害の頻発や激甚化、物価高騰など、私たちの生活にさまざまな影響を与える厳しい状況が続いております。
これらは本市のみならず全国共通の課題であり、相馬市が未来に向けて持続可能で安心して暮らせる地域であるためには、健全な財政運営を行い未来に向けた土台をしっかりと築くとともに、次世代へつなぐまちづくりに取り組んでいかなくてはなりません。本年も、それらさまざまな課題に正面から向き合い、これからの相馬市の飛躍に向けた一年とするべく課題の解決に取り組んでまいります。
行政と市民が一丸となって、子や孫たちの次世代、さらにその先の世代が、住みやすく安心して暮らしていけるよう地域福祉の向上に努めてまいりますので、より一層のお力添えを賜りますようお願いいたします。
結びに、皆さまにとりまして、今年一年が健やかで幸多い年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

■議会
相馬市議会議長 杉本智美

◇市民に信頼され頼られる議会へ
市民の皆さまには、令和8年の輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。
また日ごろより、市議会運営に対し、深いご理解と温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当地域は度重なる災害などを受けてまいりましたが、高速道路網の整備が進み、また市内の復旧・復興が進んだことで、新たな建物が地域の象徴となり、歴史と現代が調和した街並みが形成されてきております。
そのような効果も影響し、昨年5月に開催された相馬野馬追、夏は原釜尾浜の海水浴、秋はそうま市民まつり、そして、相馬の新鮮な海産物や浜焼きを求め、市内外から多くの観光客に訪れていただき、明るい兆しが見えてまいりました。
このように、市民の皆さま、さらには多くの関係者のご努力によって、相馬市が着実に活気を取り戻している様子を見ることができ、大変うれしく感じております。
しかしながらその一方で、人口減少やそれに伴う労働力不足、地域コミュニティーの維持、空き家問題、昨今の物価高騰による経済的負担の増加、経済の活性化、デジタル化への対応など、課題も新たに顕在化し、私たちが取り組むべき問題が浮き彫りになった一年でもありました。
市議会としては、市民の皆さまの声を真摯(しんし)に受け止め、市の課題を把握し、一人一人がより豊かな生活を実感できるまちづくりを目指し、市民の皆さまとの意見交換の場である議会報告会の活動を充実してまいりました。
市民の皆さまからは、地域の活性化、人口減少への対策、空き家問題、不法投棄問題、道路などのインフラ整備や、若者の目線に立ったまちづくりなど、そのほか多くのご意見をいただきました。
新しい年を迎えるに当たり、市議会では、課題解決に向け、引き続き市民生活に寄り添い、安心・安全で持続可能なまちづくりを前進させ、市民に信頼され頼られる議会へ、全議員で望む決意を新たにしております。
結びになりますが、市民の皆さまにとりまして、本年がご健勝にて幸多き、素晴らしい年となりますよう、議員一同、心よりご祈念いたしまして、新年のあいさつといたします。