- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2026年1月号
■第37回 市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)
~伊達市チーム 主将 児島源二郎さん(保原地域)~
11月16日に行われた「第37回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会」。伊達市チームは前年を上回るタイムを記録し、伊達市初の区間賞も獲得しました。そんな伊達市チームの主将を務めた児島源二郎さんが、来年の大会に向けて目指すものとは…
◇幼い頃は全然走れなくて…
僕が陸上を始めたのは中学1年生からです。小学6年生のときに行われた市の記録大会で、自分が想像している以上に速く走ることができ、「走るのって楽しいな」と思ったことがきっかけでした。それまでの僕は陸上とは無縁で、小学2年生から中学2年生までずっと空手を習っていました。その経験もあり、今でも総合格闘技の試合を見るのが好きです!体力が無くて全然走れなかった僕が、楽しいと思えるくらい走れるようになったのは、きっと空手のおかげかもしれませんね。
◇大会を振り返って
個人的には、自分が思っていたような結果は残せませんでしたが、それでも念願のアンカーを任せていただいたことがうれしく、楽しんで走ることができたので満足しています。今大会で区間賞を獲得した佐藤柊斗(さとうしゅうと)君をはじめ、タスキをつないでくれた15人のメンバーの力強く走る姿が「これに続かないと」と思わせてくれて、僕の背中を押してくれました。
来年の大会では敢闘賞を獲得できるよう、チーム一丸となって練習していきます。僕は、高校卒業により来年から環境が変わりますが、それでも伊達市チームとしてまた皆さんと走れるよう努力していきます。そして、来年は弟の源大と兄弟揃ってふくしま駅伝を走り、共に個人としてもチームとしても納得のいく結果を出せるよう、練習を継続していきたいと思います。
◇たくさんの人の支えに感謝
伊達市チームは、社会人の皆さんが僕たちを引っぱってくれる頼れる存在で、学生たちは仲良く明るい人たちばかりです。皆さんが大会で上位に入賞していたりすると、自分ももっとがんばろうって励みになります。監督やコーチは、あまり速くなかった僕の走りを、想像もできないくらいに伸ばしてくれました。そして、いつも応援してくれる家族や市民の皆さんがいるからこそ走ることができます。支えてくれるたくさんの人に、心から感謝しています。
【Profile】こじま げんじろう
平成20年生まれ。福島成蹊高校3年生。中学1年生からふくしま駅伝伊達市チームに所属し、中学2年生から代表選手として大会で走りはじめる。第37回大会では初めて主将およびアンカーを任され、多くのライバルに遅れをとらず、総合順位を押し上げる力走を見せた。
【ふくしま駅伝伊達市チーム】
白河市から福島県庁までの96.3キロメートルを16人でつなぐ、伊達市を代表する走りのエキスパート。令和6年の大会では敢闘賞、令和7年の大会では区間賞を獲得。11月の大会を終えたばかりだが、次回大会に向け12月から練習を再開している。
