- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年8月号
伊達市保原歴史文化資料館では、10月より伊達の蚕糸業を主とした展示に変わります。このコーナーでは、リニューアルに向けて国重要有形民俗文化財指定を受けた伊達市所蔵のおかいこ用具をカード形式でご紹介します。
【あそび方】
(1)切り取って集めよう(眺めるだけで楽しい!)
(2)説明を読んで学ぼう(展示の予習になる!)
(3)じゃんけん(左上)や、おかいこ度(右下)で競おう!
No.013(グー) 機織(はたお)り機
糸を織って織物にする機械。農閑期(のうかんき)に衣類を織るため、自宅に機織り機を持つ農家が多かった。伊達市には江戸時代から使われる「弓棚式(ゆみだなしき)」という古い構造を持った機織り機が残されている。
No.014(チョキ) 織物帳(おりものちょう)
各家庭に伝わるさまざまな種類の織り方が記された織物の手引き帳。織った布切れを、見本として貼り付けている。縞帳(しまちょう)とも呼ばれる。
No.015(パー) 葛籠(つづら)
衣類・生糸・絹布(けんぷ)等を入れておく衣装箱。竹で編んだカゴの上に、和紙をワラビ糊(のり)で貼り付け、表面に柿渋が塗られている。柿渋は虫やネズミを寄せ付けず、さらには湿気を防ぐ効果があるとされる。
※詳しくは広報紙P.27をご覧ください。
問合せ:生涯学習課歴史文化まちづくり係
【電話】573-5804