文化 伊達な国際交流員のつれづれコラム vol.101

「 反差別の味方ですか? 」Are You an Anti-Racist Ally?

まず、残念ながら、差別は世界中どこにでも存在します。現在、アメリカを含む多くの国々では、「反差別(アンチレイシズム)」という、差別を積極的に認識し、声を上げていく取り組みがされています。
多くの人が「自分には関係ない」と思うかもしれません。しかし、ここで大切なのは、身近なマイノリティ(外国人、ハーフ、LGBTQ+など)の人々が差別に直面しているかもしれないことを理解し、彼らの「味方(アライ)」になることです。
では、どうすればよいのでしょうか?まず、差別が存在する事実を認め、日本で差別を経験した人々の話を積極的に聞きます。話を聞いたら、「もし自分がその瞬間にいたらどうしただろうか?」と考えてみてください。話を軽視したり、比較したりするのではなく、その人の経験をしっかり受け止め、支えることが大切です。差別や自分自身の無意識の偏見について知り、逆に学び直していく過程は、決して楽ではありませんが、失敗しても、学び続けることが大切です。皆さんがこのテーマに向き合う際の出発点になれば嬉しいです。重い話題ですが、反差別を一緒に頑張りましょう。
(イボンヌ)