- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年9月号
伊達市保原歴史文化資料館では、10月より伊達の蚕糸業を主とした展示に変わります。このコーナーでは、リニューアルに向けて国重要有形民俗文化財指定を受けた伊達市所蔵のおかいこ用具をカード形式でご紹介します。
【あそび方】
(1)切り取って集めよう(眺めるだけで楽しい!)
(2)説明を読んで学ぼう(展示の予習になる!)
(3)じゃんけん(本紙P.27左上)や、おかいこ度(本紙P.27右下)で競おう!
No.016(グー) 繭見本佐藤與惣左左衛門家(まゆみほんさとうよそうざざえもんけ)
旧伏黒村の蚕種屋(たねや)、佐藤與惣左衛門家に残された江戸時代の繭。
明治時代に品評会へ出品する為に、3額の繭見本を作成した。中でも宝暦(ほうれき)2(1752) 年の繭は、日本に現存する最古級の繭といわれる。
No.017(チョキ) 繭見本中村佐佐平治家(まゆみほんなかむらささへいじけ)
旧梁川村の蚕種屋、中村佐平治家の寛政4(1871)年から昭和55(1980)年までの109 年間にわたる繭見本45 箱。桐箱入り。明治9(1876) 年の明治天皇巡幸(じゅんこう)の際、天覧に供された繭見本も含まれている。
No.018(パー) 奥州本場養蚕壽壽語録(おうしゅうほんばようさんすすごろく)
幕末頃に伊達地方の蚕種屋が正月に得意先などへ配ったと伝えられている錦絵(にしきえ)のすごろく。養蚕作業などの36場面が描かれている。作者は旧梁川村の中井閑民(なかいかんみん)。絵は江戸の浮世絵師一恵斎(いっけいさい)(落合(おちあい)) 芳幾(よしいく)。
※詳しくは広報紙P.27をご覧ください。
問合せ:生涯学習課歴史文化まちづくり係
【電話】573-5804