くらし 【Motto】市政情報をプラスでお届け

■これまでの市の取り組み
《講演会の開催》
先進地である高知県から、大学教授などを講師にお招きし、実例を踏まえた講演を行いました。スマート農業をより身近に感じてもらうため、農業者をはじめ企業を対象とした取り組みを行っています。

《共有会議の開催》
個々の環境や生育データなどを生産者間で共有しつつ、毎月フィードバックしながら栽培環境の改善を目指しています。また、この会議には、営農指導員や普及指導員も参画することで伴走支援体制の強化を図っています。

《協議会の設立》
事業の定着や拡大には、専門知識を有した技術指導者の育成が重要なため、新たな体制を構築し、効率的で持続可能な農業を推進するための協議会を設立。農業従事者が最新の技術情報を適切に活用できる環境を提供します。

《購入補助事業》
スマート農業を加速するため、今年度より農業機械等購入支援事業に「スマート農業枠」を新設し、環境測定装置の購入補助を開始しています。
※令和7年度の受け付けは終了

《先進地の視察》
データ駆動型スマート農業の取り組み状況と今後のさらなる技術革新に向け、伊達市データ駆動型スマート農業推進協議会により先進地視察を実施し、事業展開のロードマップ構築と各種課題の整理をしています。

■利用者の声
◎農家はみんな技術者 良いもの作る行為に興味が無いわけがない
取り組みを始めるまでは、農業は経験則が一番であり、数値そのものは意識すらしていなかったと思います。もちろん経験則は重要ですが、それを他人に伝えるという面ではスマート農業はとても有効だと思いました。同業者で正しく情報共有ができれば、地域全体の農業は良い方向に向かうと思います。
~須田 紀之(すだのりゆき)さん~

◎スマート農業は将来的に主流となる
従来、1人あたりの労力や栽培面積の見直し、長期栽培による収入アップが課題にありました。環境測定装置の導入コストはかかりますが、それ以上の収量アップ、品質向上、長期栽培などのメリットがありました。データ駆動型スマート農業の推進で、後継者を育てやすい地域になってほしいです。
~末永 孝(すえながたかし)さん~