くらし 令和8年新年のごあいさつ 国見町長村上利通

明けましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。また、日頃より町政運営に対し、深いご理解と温かいご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、物価やエネルギー価格の高騰、気候変動に伴う猛暑など、私たちの暮らしを取り巻く状況が一層厳しさを増した一年でした。先行きが見通しにくい時代だからこそ、町政には、状況を的確に捉え、着実に前へ進めていく姿勢が求められていると感じています。
私は町長就任から一年余りが経過し、町政を担う責任の重さを日々実感しています。令和7年は、町民の皆さまの暮らしに寄り添った新たな取り組みにも着手してきました。
子育て分野では、保育料の半額化を実施し、子育て世帯の経済的負担の軽減を図りました。また、健康・福祉分野では、帯状疱疹ワクチンの予防接種助成を新たに開始するとともに、中等度難聴者への補聴器購入補助を行い、年齢を重ねても安心して暮らせる環境づくりに取り組んできました。
住環境や地域づくりでは、今後の施策につなげるための空き家実態調査を実施し、現状把握と課題整理を進めました。あわせて、町の魅力を楽しみながら知っていただく機会として、デジタルスタンプラリーを実施し、交流人口の拡大や地域のにぎわいづくりにも取り組みました。
こうした取り組みは、いずれも小さな一歩かもしれませんが、町民の皆さまの暮らしや将来につながる大切な施策であると考えています。町づくりは、一つひとつの積み重ねによって形づくられていくものです。
本町では、第6次国見町総合計画の中間見直しを行い、令和8年度から後期計画に入ります。これまでの取り組みを振り返り、町民の皆さまの声や社会の変化を踏まえながら、今後の町づくりの方向性を整理しています。この計画を指針として、暮らしの安心を支える施策や、地域の活力を高める取り組みを着実に進めてまいります。
未来は、行政だけでつくるものではありません。町民の皆さま一人ひとりの思いや行動が重なり合って、国見町のこれからは形づくられていきます。私はその歩みを先導し、そして、支える立場として、町民の皆さまと同じ方向を向き、希望の持てる未来を共につくっていく決意です。一歩一歩ではありますが、確かな歩みを積み重ねていく一年にしたいと考えています。
結びに、新しい年が町民の皆さまにとって、希望に満ち、実り多い一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。