- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県国見町
- 広報紙名 : 広報くにみ 令和8年2月号
国見町は、千年以上育まれてきた国見の歴史・伝統・文化をこれから百年後に伝えていくため、これらを生かした「歴史まちづくり」を進めています。このコーナーでは町や地域が行っている取り組みについて、毎月お伝えしています。
■国見町の「歴史的建造物」の調査を進めています
今年度からスタートした歴まち計画(第2期)の取り組みとして、旧藤田宿内に残る歴史的建造物6棟の調査を行いました。調査は、郡山女子大学長田城治准教授と同研究室生の皆さんが行い、江戸・明治・昭和初期の魅力的な建物が明らかになりました。
※記載の建物は、私有物のため、一般公開していません。敷地内への立ち入りもできませんのでご注意ください。
▽熊谷家住宅離れ
旧熊谷医院であった同住宅には、昭和2年(1927)に、藤田の大工である山崎富五郎氏・亘氏(山崎工務店)が中心となって建設した離れが残っています。
1階は八角形の出部屋が特徴的な洋風仕様で、診察室としても使われました。2階は、座敷の客間となり、窓からは藤田の街並みを眺めることができます。
▽旧八木屋呉服店石蔵
かつて呉服店を営んでいた店舗は東日本大震災で除却されましたが、敷地の奥には石蔵が残ります。
昭和8年(1933)に、森山の石工である伊藤柳太郎氏(伊藤石材)が棟梁となって建設し、座敷蔵としても使われました。外壁の石材には手掘りの痕跡が残り、内部は漆喰仕上げとなる特徴があります。石蔵建築の先駆者であった伊藤柳太郎氏の技巧を伝える建築です。
■旧藤田宿に残る歴史的建造物の調査成果を報告します
上記以外にも調査成果はまだまだあります。調査を担当した長田城治准教授と同研究室生の皆さんが、これまで知られていなかった建物の魅力について語ります。
日時:3月20日(金・祝)午後1時30分~午後4時(午後1時開場)
会場:観月台文化センター大研修室
定員:60名程度
※申し込み不要
講師:長田城治准教授及び同研究室生(郡山女子大学建築デザイン専攻)
問合せ:
あつかし歴史館【電話】585-4520
企画調整課地域振興係【電話】585-2967
