子育て 夢に向かって第46回

■兄弟でつなぐ、整備士への夢―秦唯斗(はたゆいと)さん(県北中3年)
僕の将来の夢は、自動車整備士になって家業の自動車整備工場を継ぐことです。父が毎日、車と向き合いながら黙々と作業をする姿を、小さいころから身近で見てきました。壊れた車が直り、お客さんから「ありがとう」と声をかけられている様子を見て、人の役に立つ、かっこいい仕事だと感じるようになりました。
同じ夢を持っている小学生の弟と、将来一緒に工場を継ぎたいという思いもあります。兄弟で同じ目標に向かって進めることは心強く、「一緒にやれたらいいな」と自然に思うようになりました。中学生になってからは、父の仕事を少しずつ手伝い、工具の名前や作業の流れを教えてもらっています。その様子を弟もそばで見ていて、いつか3人で工場に立つ日を思い描いています。
今は、工業高校への進学を目指し、受験勉強に励んでいます。特に力を入れているのは数学です。集中できるよう、勉強中はスマートフォンの通知を切るなど、自分なりに工夫しています。部活動では、卓球部の部長として活動し、仲間と協力することや、周りを見て行動する大切さを学びました。
夢がかなったら、弟と力を合わせ、地域の人たちから信頼される整備工場にしたいです。丁寧な仕事を心がけ、たくさんの人の安全なカーライフを支えていきたいと思っています。また、大人になったら友達と旅行に行き、今まで行ったことのない場所に行ってみたいです。
座右の銘は「塵も積もれば山となる」。日々の小さな努力を大切にしながら、夢に向かって一歩ずつ歩んでいきたいと思います。