- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県国見町
- 広報紙名 : 広報くにみ 令和7年6月号
■後輩の活動を後押し 県北スターズスポ少卒団生がボールを寄贈
軟式野球の県北スターズスポーツ少年団の卒団生が4月20日、同スポ少に軟式ボール2ケースを寄贈しました。卒団生3名が在団生に直接手渡し、元主将の伊藤青葉さん(高校1年)が、「これまでお世話になった感謝の気持ちを込めて、在団生にボールを贈ります。練習でたくさん使って、技術を磨きながら仲間とともに野球を楽しんでください」と後輩にエールを送りました。
■児童の読書活動に役立てて 福梁製作所が図書券を寄贈
株式会社福梁製作所(髙橋守代表取締役)は4月24日、国見小学校児童の読書活動推進のため、図書券10万円分を寄贈し、図書委員長の安田清史郎さん(国見小6年)に手渡しました。髙橋代表取締役は「デジタル時代だからこそ本を通じて思考力や知識力、想像力をつけてほしい」と話しました。同社は図書の充実に役立ててほしいと、令和2年度から国見小学校に図書券を寄贈しています。
■身近な自然を楽しむ 半田山自然公園で自然体験活動
くにみ幼稚園の自然体験活動が5月1日、桑折町の半田山自然公園で開かれました。年長児33人が半田沼を一周するコースを散策。郡山女子短期大学の柴田卓准教授のサポートのもと、さまざまな植物や昆虫、キノコや沼の魚などを見つけながら自然観察を楽しみました。くにみ幼稚園では、園児たちの豊かな心の育成と体力向上のため、郡山女子短期大学と連携し自然保育を行っています。
■世界が認める「どぶろく」を目指して 彩季亭が国際酒品評会で銀賞受賞
農園レストラン彩季亭が手がけた「あつかしのどぶろく」が、酒ソムリエ協会主催の「Tokyo酒チャレンジ2025」のどぶろく部門で銀賞を受賞。5月1日に国見町役場を訪れ、村上利通町長に受賞報告をしました。醸造する井内良則さんは「初出品で入賞することができてうれしい。日本全国または海外にも販路を拡大していきたい」と意気込みを語っていました。
■風に揺れる紫色のカーテン 満開に咲き誇る深山神社の大藤
町天然記念物に指定されている深山神社の大藤が今年も見事に咲き誇り、町内外から訪れた多くの人で賑わいました。境内の大榧に巻き付いた大藤は、毎年5月上旬頃には滝のように咲き乱れ、人々を魅了します。
今年は例年どおり5月上旬に満開を迎えた大藤。訪れた人たちは、カメラを片手に思い思いの場所を探し、満開の大藤を見上げて写真撮影をしていました。
■青空のもとで田植え 国見小学校農業体験学習
国見小学校5年生の児童たちは5月14日、農業体験学習の一環として田植えを行いました。
当日は、小坂アグリ株式会社や県北農林事務所伊達普及所、JAふくしま未来国見営農センターの協力のもと、児童たちはぬかるむ足元に悪戦苦闘しながらも、一つひとつ丁寧に「天のつぶ」の苗を植えていました。秋には稲刈り体験も予定しています。
■災害時における物資供給 みやぎ生活協同組合と有事に備える協定締結
国見町とみやぎ生活協同組合は5月16日、災害時における応急生活物資の供給協力に関する協定を締結しました。物資の供給に関する協定は今回が初めてとなります。
本協定は、災害時に必要な食料品のほか、医薬部外品や生活必需品も供給範囲となっており、災害の長期化に備えた内容となっています。みやぎ生活協同組合の尾川輝敏代表理事は「災害をはじめ、多方面で協力していきたい」と話しました。
■住みよい未来をともに考える 立地適正化計画の策定に向けた住民意見交換会
町の将来像を考える「国見町立地適正化計画」の策定に向けた住民意見交換会が5月24日から6月1日にかけて5会場で開催されました。意見交換会では、人口減少や高齢化が進む中で暮らしやすい町づくりについて意見が交わされ、生活サービスの維持や地域活性化に向けた提案も寄せられました。町の未来を考える貴重な場となり、引き続き町民の皆様と協力して計画の策定を進めていきます。