文化 ~大玉村とマチュピチュ村の10年~

■第2回 マチュピチュ村へ届け!いよいよプレートを現地へ輸送
5月中旬、三和製作所様にご協力いただいた野内与吉顕彰プレートが無事に完成し、実行委員の皆様へお披露目を行いました。外見からは想像できないほどの重みを感じながらも、完成したプレートを目にした皆様は安堵の表情を浮かべておられました。
6月には、いよいよマチュピチュ村への輸送準備が本格化。国際輸送のためには、燻蒸(くんじょう)処理証明書の発行と焼印の処理が必要であることが判明し、所定の手続きを経て輸送を実施しました。発送には、単なる梱包と送り状の記載だけでは不十分であり、輸出入の規定に則った専門的な処理が求められました。
7月には、現地設置に向けてマチュピチュ村とオンライン会議を実施し、プレートをはめ込む「天然石」の選定を行いました。石の強度や安全性、天候への配慮に加え、プレートとの調和を考えた色や種類について、活発な意見交換が行われました。
今後は、現地設置に向けた詳細な工程の調整が進められます。プレートは無事にマチュピチュ村へ届いたのか――。心をつなぐこのプロジェクトの行方は次号で。現地を訪問した委員のインタビューも掲載予定です。

問合せ:野内与吉顕彰プレート制作実行委員会(事務局総務課情報広報係)
【電話】24-8098