くらし 村の話題あっちこっち(1)

■故鈴木康広さんに死亡叙勲(旭日単光章)
故鈴木康広さん(前大玉村議会議員、令和7年5月12日逝去)に、このほど地方自治功労により「旭日単光章」が発令されました。
9月17日、村役場において叙勲の伝達式が行われ、押山村長、武田副村長、渡辺教育長、押山議長同席のもと、県北地方振興局の関根局長からご遺族に勲記と勲章が伝達されました。
鈴木さんは、村議会議員として4期13年にわたって村議会議員を務められ、高邁な政治理念をもってその任にあたり、また、大玉村監査委員、大玉村スポーツ協会会長などの要職を歴任され、村政発展に多大なる貢献をされました。

■全国高等学校総合体育大会出場を祝い「縁プロジェクト」より激励金を贈呈
~帝京安積高校2年・下平太司さんのさらなる飛躍を願って~
9月9日、大玉村農村環境改善センターにおいて、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)出場を祝う激励金贈呈式が行われました。
7月31日から8月4日まで山口県下関市で開催された卓球競技男子シングルスに出場した帝京安積高校2年の下平太司さん(大山在住)に対し、「縁プロジェクト」(佐々木善信会長)から激励金が贈られ、渡辺敏弘教育長が同席しました。
数々の予選を勝ち抜き、憧れの全国の舞台に立った下平さんは、「これまで頑張ってきて本当によかった。今後も感謝の気持ちを忘れず、努力を続けたい。」と語り、すでに次の挑戦へと歩みを進めています。
この晴れ舞台に挑んだ姿は、大玉村の大きな誇りであり、地域の子どもたちや後輩たちに勇気と希望を与えてくれました。
また、故郷を思い、次代を担う子どもたちを支え続けている「縁プロジェクト」は、佐々木会長をはじめ多くの有志の皆さんによって組織されています。毎年、大玉中学校3年生に合格祈願米を贈るなど、温かい地域貢献を重ねてこられました。佐々木会長は、「私たちにできることは、地元の後輩の活躍や成長を後押しすることです。」と語り、ふるさとへの深い愛情と次世代への思いを示されました。
今回の贈呈は、下平さんの努力を支え、地域と村が一体となって夢を応援する心の絆をあらためて感じさせるものとなりました。
大玉村の未来を担う若者の成長を、村全体で見守り、支え合う。その輪の中心には、いつも温かい“ふるさとの力”があります。
下平さんのこれからの挑戦がさらに輝かしいものとなるよう、地域や村をあげて応援してまいります。

■大玉中生徒会より地域の方へ
~花畑運動~
9月5日、大玉中学校生徒会より日頃お世話になっている地域の方へ向けて花畑運動を行いました。花畑運動は大玉中生徒会本部が実施しており、今年で4年目を迎えました。
寄贈のために来庁した浅和晋悟生徒会長は「学校のみんなで育てた花を見て、地域の皆さんに喜んでいただき笑顔になってほしい」と述べました。
寄贈された花は役場玄関前に飾り、SDGsの取り組みからプランターは回収し、種も来年度の活動に向けて採種するなど、持続可能な活動を目指して今後も取り組む予定です。

■みどり認定証交付式
~大玉村産ブランド米「あだたらの恵」生産者~
9月2日、環境負荷低減に対する活動を認定する「みどり認定」の村で最初の認定者となる3名へ、福島県県北農林事務所安達農業普及所の氏家所長より認定証が交付されました。
みどり認定は、土づくり、化学肥料・化学農薬の低減、水稲中干し期間の延長による温室効果ガスの排出削減など、環境負荷低減に取り組む5年間の事業計画を認定されるものであり、今月発表となる大玉村産ブランド米「あだたらの恵」フラッグシップ版の要件にもなっており、3名とも高い基準での水稲生産に取り組んでいます。