くらし 村の話題あっちこっち(1)

■大玉村教育委員会委員再任
~教育行政の振興発展にご尽力いただきます~
令和7年10月1日付けで、大玉村教育委員会委員に須藤綾子さん(玉井字上額沢)が再任され、引き続き教育行政の進展にご尽力をいただくこととなりました。任期は、令和7年10月1日から令和11年9月30日の4年間です。

■大玉村固定資産評価審査委員会委員再任
9月29日、武田幸子さん(玉井字西庵)が大玉村固定資産評価審査委員会の委員に再任されました。
大玉村固定資産評価審査委員会は、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するために設けられており、大玉村の委員は3名で、武田さんの任期は3年間となります。

■ペルー大使館主催「アンデスの人々」展示会を開催しました
10月15日から27日にかけて、在日ペルー大使館主催の写真展「ANDINOSアンデスの人々」が改善センター2階で開催されました。期間中は多くの方が来場し、アンデス地方の豊かな文化と人々の魅力に触れるひとときとなりました。
本展では、写真家ガブリエル・バレト・ベンティン氏がペルー・クスコや聖なる谷で出会った人々を撮影した31点のポートレートが展示され、白い背景布の前に立つ被写体の生き生きとした表情が印象的な、アンデス社会の多様性と文化的な豊かさを感じさせる内容となりました。
初日の15日にはオープニングセレモニーが行われ、来場者や関係者が作品を鑑賞しながら交流を深めました。

■大玉村産地ブランド米「あだたらの恵」発表会開催
10月16日、東京都内において、村の産地ブランド米「あだたらの恵」の発表会を開催し、会場には40人を超える報道関係者や料理関係者が集まりました。
押山村長は挨拶で「大玉村の米は以前からおいしいと定評があったが、福島大学の分析調査によりこのことが実証された」「全国のお米好きの方に食べて頂きたい、当面はふるさと納税を中心に展開していきたい」と語りました。
あだたらの恵は新しい米の品種ではなく、村独自の基準で厳選した米です。今年は3名の生産者が「コシヒカリ」、「福、笑い」で挑戦し、約5.5トンがあだたらの恵として認証されました。中でも食味値88以上となったものは、更に上位の「特等」として販売をします。
村産米を6年間分析調査した福島大学食農学類学類長新田洋司氏より、大玉村の米の特徴について「年次間の数値差が少なく高品質でおいしい米が安定的にとれる」との解説がありました。
生産者を代表して出席した武田藤男さん(玉井字出新田)は、栽培で工夫した点について「水の管理には特に気を配った、今年は特に高温が続いたので夜間に新鮮な水を入れ稲の温度を下げるよう心掛けた」と、おいしい米づくりに対する想いを語りました。
試食会では、料理人:脇屋友詞氏、料理研究家:しらいのりこ氏が、それぞれ考案したあだたらの恵に合うご飯のお供を提供し、試食した方からは、「香りが高くツヤツヤとしている」「もっちりした弾力があり甘みが感じられる」「粒が大きく粒揃いが良い」などの感想を頂きました。
当日は名称公募(昨年10月~12月)の表彰も併せて行い、入賞者4名が出席されました。最優秀となった丹羽さん(愛知県)は、「安達太良山の恵みを受けておいしくなり、全国に広がっていって欲しい」とあいさつされました。
発表会翌日の17日・18日、あだたらの里直売所にて限定販売を行いました。また19日、おおたまうまいもの祭りでは、あだたらの恵の誕生記念販売会を行い、来場者の人気を博していました。