健康 地域包括⽀援センターだより

■『めんどうくさい』が分かれ道
以前と比べて物忘れや記憶力の低下を感じると、認知症の心配をされる方は多いと思います。
認知症予備群といわれるMCI(軽度認知機能障害)になると、当然頻繁な物忘れや記憶力の低下がみられるようになりますが、実は最初に出る症状は別にあります。
そのサインこそが、「めんどうくさい」です。
普段日常生活の中で使っている認知機能(思考・判断・注意)は脳の前頭葉というところが司っています。この前頭葉の働きが悪くなると、何をするにも辛くなり、今までやってきたこともやらなくなります。運動や趣味活動、日常の中の日課、家事、ひいては歯磨きや入浴などの習慣さえもめんどうになることもあります。
この「めんどうくさい」を放っておくと、脳の中で記憶を管理する海馬というところが縮んできて、いよいよ記憶の障害が出始めます。
「めんどうくさい」という意欲低下のサインを自分自身や周りが気づくことが分かれ道になります。「足が痛いから行かない」「疲れるからやらない」「もう年をとったからやめる」こういった理由をつけてこれまでの活動や習慣などをやめてしまうことが特徴です。
もし早めに気づくことができたなら、生活習慣の改善、意欲的な生活の取り組みなどについて、医療機関や保健センター、地域包括支援センターなどにご相談ください。

問合せ:地域包括⽀援センター
【電話】0242-73-3530