くらし 地域でつながる、見守りと交流の場

現在、地域と役場、地域包括支援センターが関わりながら進めている地域コミュニティ活動は、町民の皆さんが気軽に集い、交流を通して社会参加できる場です。高齢化やコロナ禍の影響で、以前からあった自主的に集まる集いの場や、役場が関わる集いの場が減少する中、社会参加は介護予防やフレイル対策に重要とされています。
そのため、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で、安心して暮らし続けられるよう、町民が主体となって無理なく継続できるコミュニティづくりを支援しています。

■地域コミュニティ活動について
地域コミュニティ活動は、活動内容に決まりはなく、「こんなことをやってみたい」「みんなで集まる機会がほしい」といった地域の皆さんの声を大切にしながら実施しています。
現在、次のような場所で活動が実施されています。

◇地区ごとの活動が10か所
八坂野・長倉・小巻・軽井沢・砂子原・大成沢・琵琶首・五畳敷・湯八木沢・牧沢

◇老人クラブの活動が3か所
駅通り・やなぎ・久保田

※行政区にとらわれず、数名規模の集まりから始まっている活動もあります。

■地域おこし協力隊の関わりについて
地域おこし協力隊が、地域の皆さんとの交流や見学のために参加しています。地域の雰囲気や、皆さんの声に触れることで、役場の中だけでは気づきにくい魅力や課題を知る機会となり、今後の地域づくりや情報発信に活かしていく方針です。

■地域コミュニティ活動について聞きました
-地域包括支援センター×介護予防担当町民課×地域おこし協力隊担当みらい創生課-

Q1.なぜ今、地域コミュニティ活動が必要なのか?
・地域包括支援センター(大貫)
高齢化や過疎化に加え、コロナの影響で地域の集まりが減ってしまったことが大きな背景にあると感じます。地域の皆さんから気軽に集まり、日常的に話や交流ができる場所が少なくなっているという声を多く耳にし、改めて「気軽に集まって話す場」の必要性を感じました。

・町民課(長谷川)
そうですね。地域コミュニティ活動は人と接する機会が少なくなってしまっている町民の方が関わるきっかけとなり、健康で元気に暮らし続けるための介護予防・フレイル対策の場としても、重要な場だと思います。

・地域包括支援センター(大貫)
無理なく集まれて、自然な形で会話が生まれることが、安心や見守りにつながっていくと思います。

・町民課(長谷川)
地域の声や関心事が見えてくるのも大きいですね。

Q2.地域包括支援センターが「協働している」理由は?
・町民課(長谷川)
介護保険の「地域支援事業」の一つである生活支援体制整備事業を、地域包括支援センターに委託し、一緒に進めています。

・地域包括支援センター(大貫)
介護や福祉の分野でも、今は「支援する」だけでなく、「地域をつくる」視点が大切になっています。

・町民課(長谷川)
地域包括支援センターは、普段から地域に入って活動しているので、地域の様子や声を把握しているのが強みですよね。

Q3.協力隊が関わることで、気づいたことは?
・みらい創生課(三星)
協力隊は、それぞれに担当業務を持って活動しています。その上で、週に1回程度の範囲内で担当業務とは別の活動にも参加することができ、そうした活動の一つとして現在は地域コミュニティ活動に関わっています。

・町民課(長谷川)
実際に地域に入ってもらうことで、今までになかった関係性が生まれるのではないでしょうか。

・みらい創生課(三星)
そうなんです。協力隊が行くと、地域の皆さんから声をかけてくれて、新しい関係が生まれます。交流するだけでなく、地域に関する様々なことを学ぶ機会となっています。

・地域包括支援センター(大貫)
大きなイベントだけじゃなくて、日常の中で関わるのが良いですよね。

・町民課(長谷川)
協力隊が地域の日常に自然に溶け込み、活動を通じて新たな関係や可能性が生まれると感じています。

・地域包括支援センター(大貫)
そうですね。一度関わると、別の場面でも関係がつながっていきます。関わりがあるからこそ、人が動く。協力隊の参加は、その良いきっかけになっていると感じます。

Q4.今後、どのように発展していくとよいか?
・地域包括支援センター(大貫)
特別なきっかけがなくても、自然と人が集まり顔を合わせれば声を掛け合える、そんな日常の場として、地域に根付いていくことが理想です。

・町民課(長谷川)
それぞれの地域で、無理のない形で続いていくことが大切だと思います。

・みらい創生課(三星)
私も協力隊と共に地域に関わりながら、地域と協力隊が応援し支え合える関係性を築いていきたいと思います。

◇地域コミュニティ活動を始めてみたい町民の皆さんへ
地域コミュニティ活動は、町民の皆さんの「やってみたい」という気持ちから始まります。実施を希望する地域は、柳津町地域包括支援センターへお気軽にご相談ください。

問合せ:柳津町地域包括支援センター
【電話】0241-42-2550

次回の広報やないづ3月号では「砂子原地区」の地域コミュニティ活動を紹介予定です。
どうぞお楽しみに!