- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県小野町
- 広報紙名 : 広報おのいろ 令和7年12月号
地域おこし協力隊の成井です。10月後半からすっかり寒くなってきましたが、少し温まる話をできたらと思います。
9月から小野町の地域ディレクターになりました。「ふくしまど真ん中ワークandステイ」の小野町担当というポジションです。具体的にどんなことをするのかというと「県外から来られる福島県の県中地方に関心を持つ方々に、案内と交流を通じて関係人口の構築を図り、移住につなげる」という事業です。少し堅苦しい言い回しですので、簡単に言うと「県外の人たちと仲良くしよう」ってことですね。
県中地方振興局が主となり、(一社)キャリア支援機構から各市町村の担当者へ役割が与えられます。しかも県中12市町村を絡めることもできるので、ここでも関係人口が構築できてしまう画期的な事業なのです。
そろそろ小野町も人口問題について考えていかないと危険信号かなと感じているので依頼が来た際は、どんどん引き受けようと思っています。
話は変わり、11月8日に東京・有楽町で開催された「福島くらしandしごとフェア2025」に参加してきました。年に一度、福島県の全市町村が出展するイベントです。
小野町は新規の地域おこし協力隊確保と移住希望者の関係人口構築に焦点を絞って臨みました。新しい試みのアンケートフォームを実施して集計を取り、移住希望者の求める支援策や移住に対するポイント、田舎に対してのイメージなどの回答を重視。すると求めているものが同じであったり、目からうろこの良いアイデアだと思うことが記載してあったりと今回の収穫は今後に生かせるのではと感じています。土台がある小野町は人によって光る場所なので、応えられる力のある町になれば自然と人は増えるはずです。ですが、すべて実現することは難しいので、その中から多くの人に還元できる部分を支援策にできるかどうかが今後の分かれ道だと思います。
少しばかりですが、私のできることが増えましたので、町に有益な情報などを発信していきたいと思います。町が温かくなれば、の想いで残りの期間も頑張りますので応援していただけると幸いです。
最後に、卒隊後の仕事を見越して古着屋をオープン予定です。Instagramなどでお知らせしますので、ぜひお越しください。
〇今回の担当は…
成井 秋暁(なるい ときあき)隊員
担当:移住・定住・交流分野
主な活動場所:つどっておのまち
