- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県小野町
- 広報紙名 : 広報おのまち 令和7年5月号
食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が関わる「生活習慣病」や、日本人の2人に1人が生涯にかかるとされている「がん」は、早期発見・早期治療ができれば、治せる可能性があります。「自覚症状がないから」「忙しいから」などと先延ばしにせず、必ず年に1度は健診を受診しましょう。
●血管の変化が招く!生活習慣病
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、心臓病(狭心症、心筋梗塞)、腎臓病(症状が進行すると透析が必要)などの疾患の多くは「動脈硬化」が原因です。動脈硬化とは、文字通り動脈と呼ばれる血管が硬くなり、血流の流れを妨げている状態をいいます。
◆動脈硬化の進行
○動脈硬化を進行させる生活要因
・肥満(体重増加)
・喫煙
・運動不足
・睡眠不足 など
↓
血管が傷つく要因が積み重なる
○血管を傷つける要因
・メタボ(内臓脂肪)
・高血圧
・高血糖
・脂質異常 など
↓
血管が少しずつ傷ついていく
○細い血管に異常が生じる
・尿たんぱくが出る
・眼底検査の異常
・心電図の異常 など
↓
血管が傷つき障害が出はじめる
◆動脈硬化が進み、大きな血管にも障害が起こると…
脳卒中、心臓病、腎臓病などの疾患を引き起こすリスクが高くなります。症状が出てからでは、治療に時間もお金もかかります。動脈硬化の進行を防ぐために、自覚症状がないうちから健診を受診し、生活習慣を見直しましょう。
※詳細は本紙29ページをご覧ください