- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県小野町
- 広報紙名 : 広報おのまち 令和7年11月号
■感染対策~お掃除編~
2025年も残りわずかとなり、大掃除の時期となりました。普段手の届かない場所の掃除を行う方も少なくないと思います。今回は大掃除をする際の感染対策についてお知らせします。
ほこりの中には繊維や皮膚片、ダニなどが潜んでいます。またお風呂場などの湿気が多いところに潜むカビの中にも、人体に有害な真菌、細菌が潜んでいます。その数は1グラムのほこりの中に数万~数千万の菌が存在するとされています。これらを吸い込むことで、肺炎や細菌性結膜炎、さらに気管支喘息、アレルギー性鼻炎などをひきおこします。特に体力が落ちている方が感染すると、重症化しやすくなります。
▼お掃除を行うときの感染対策!
(1)マスクや手袋を着用することが基本です。
目線より高い場所の掃除をする場合は、保護用メガネなどを装着するとより効果的です!
(2)ほこりが舞い上がらないよう、掃き掃除よりも、濡らしたタオルや新聞紙を使い、ごしごし拭くような拭(ふ)き掃除をお勧めします。
(3)ほこりが舞い上がらないように窓を閉め、掃除後に換気をします。
(4)ハイターなど(次亜塩素酸含有)の洗剤を使用する場合は、環境汚染による人体への害が懸念されますので、換気を行ってください。
(5)掃除中に、目や髪の毛に触ることのないようにし、手袋を外した後は石鹸(せっけん)と流水で30秒間の十分な手洗いを行ってください。
冬の到来に備え、しっかり感染対策してお過ごしください。
当院には「感染管理認定看護師」が勤務しています。
問合せ:公立小野町地方綜合病院
【電話】72-3181
