- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県広野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 令和7年9月号
■高速道路建設促進期成同盟会 要望活動を実施
常磐自動車道・東北中央自動車道・東北横断自動車道いわき新潟線(磐越自動車道)の建設促進期成同盟会合同大会が8月8日(金)、東京都内で行われ、大会終了後に国やネクスコ東日本に対して要望活動を実施しました。要望活動に出席した遠藤町長は、高速道路の無料措置の対応に感謝を伝え、さらなる延長を求めるとともに、内堀知事や西山県議会議長らとともに、財務省、国土交通省、ネクスコ東日本に対して、常磐道と磐越道の4車線化事業区間の早期完成、残る区間の早期事業化、小高スマートICの整備促進などを要望しました。
■輿水復興副大臣が町内視察
輿水恵一復興副大臣が8月22日(金)、広野町を訪れ、(株)新妻有機農園を視察しました。輿水副大臣は福島県内の復興状況の視察のため来町し、町内で農業を営む新妻良平さん、新妻秀平さんらと意見交換を行いました。意見交換では、新妻有機農園が取り組んでいる日本酒「鶩」などの6次化商品の製造やJFAアカデミー福島と連携した食育の取り組み、アヒルを使った有機栽培などについて意見を交わしました。視察には遠藤町長も同席し、被災地における新規就農者の確保に向けた取り組みやスマート農業の展望などについて、輿水副大臣と議論を交わしました。
■JFAアカデミー福島 全国大会出場激励会
JFAアカデミー福島の全国大会出場激励会が8月13日(水)、広野町役場で行われました。アカデミーの選手たちは6月から7月にかけて行われた「第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」の東北大会で3位となり、8月15日から開催される全国大会への出場を勝ち取りました。激励会では、アカデミー福島の猿澤真治監督が全国大会出場の経緯などを説明し、遠藤町長が選手たちに向けて激励の言葉を送り、激励金を贈呈しました。キャプテンの瀬賀結臣さんは「チーム一丸となり優勝を目指して頑張りたい。」と抱負を述べました。
■広野町町営学習塾開講式を開催
令和7年度広野町町営学習塾の開講式が8月18日(月)、ひろの未来館で開催されました。開講式では講師の紹介および委嘱状の交付が行われ、遠藤町長、京都大学大学院生で学生団体AAOの小林幹代表から挨拶がありました。17名の受講生を代表し、広野中学校1年生の坂本こゆきさんが受講者証を受け取りました。学習塾では、中学1年生から3年生までの希望者を対象に、首都圏からの現役大学生を講師に迎え、基礎学力の向上や自分の進路実現を見据えた準備、対策などを行っており、今年度は8月18日(月)から21日(木)の4日間で実施されました。
■大阪・関西万博での町長講演を実施
遠藤町長は8月3日(日)、大阪・関西万博で開催された『司法書士による自由かつ公正な社会プロジェクト』に出席し、東日本大震災並びに原子力災害からの被災地の復興の状況を国内外に発信するため、関係者約100名の出席の下、講演を実施しました。講演では、日本司法書士会によるこれまでの被災地支援に対して感謝を伝えるとともに、広野町の復旧・復興の状況や今後のまちづくりの展望について紹介しました。遠藤町長は「今後も、司法書士の皆様と自治体が連携を深めながら、誰もが安心して暮らせる「自由かつ公正な社会」の実現を目指し、福島復興を成し遂げていきたい。」と挨拶しました。
■双葉地方町村会・議会議長会による合同要望活動
双葉地方町村会と双葉地方町村議会議長会は8月6日(水)、福島県庁を訪れ、内堀雅雄県知事と西山尚利県議会議長に対し、合同で要望活動を実施しました。要望活動では、令和8年度以降も復興の進度が異なる町村で生じる課題や需要にきめ細かく対応し、復興のさらなる推進と各種支援の充実の必要性を訴え、要望書を手渡しました。その他、東京電力福島第一原発での溶融核燃料(デブリ)の本格的な取り出しに向けて、東京電力と国が前面に立って、総力を挙げて取り組むよう要請することなども併せて求めました。
■広野盆おどり大会開催
広野盆おどり大会が8月23日(土)、ひろの未来館で開催されました。〝子どもたちに夏休み最後の楽しい思い出を作ってあげたい〟という想いから、町民有志の『広野鼓舞者』が主催しました。当日は町内外から約100名の参加者が集まり、会場内は縁日の雰囲気で賑わっていました。会場を訪れた遠藤町長は「町の文化・風土の礎として誕生したひろの未来館において盆おどり大会が開催されたことは大変意義深いことです。」と挨拶しました。参加者の皆さんは櫓を囲み、太鼓と笛の音色に合わせて盆踊りを踊りながらイベントを楽しんでいました。
■スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ開催
スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップが8月24日(日)、Jヴィレッジにおいて開催されました。本イベントは県産品を使ったスイーツで福島を応援する大会で、広野町のバナナ、楢葉町のサツマイモ、富岡町のパッションフルーツ、大熊町のキウイを食材に使い、全国の高校生がスイーツの出来栄えを競いました。一流シェフらが審査を行い、遠藤町長らが最優秀賞に選ばれた高校生を表彰しました。広野町・バナナ部門の最優秀賞には、鹿児島・神村学園高校2年の瀬戸口陽葉さん、水本陽菜香さんが作った「Lumiere(リュミエール)」が選ばれました。